ノシランの育て方

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ノシランの基礎データ
ノシラン
科名キジカクシ科
属名ジャノヒゲ属
学名Ophiopogon jaburan
別名熨斗蘭
耐寒マイナス15度〜マイナス10度
水やり水を好む
場所外の日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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ノシラン(熨斗蘭)の特徴

ノシランはアジア原産のキジカクシ科ジャノヒゲ属(オフィオポゴン属)の常緑多年草。斑入り種(シロスジノシランフイリノシラン)もあってカラーリーフとしても優秀。庭植えにすれば非常に手間のかからない植物で、草丈が低く、グランドカバーに利用される。耐陰性があり、多少湿った場所を好む。夏から秋のどこかで開花し、それが冬に艶やかな青色の種子をつける。実も鑑賞価値があります。
草丈50cm
ノシラン苗
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特徴・由来・伝承

葉っぱが熨斗(ノシ)に似ていて、ヤブランにも似ているから「ノシラン」と呼ばれているが、ヤブランとは別種。また紫蘭シラン)とも別種。ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)に近い。自生地は東海以西。

見た目がよく似た仲間

ジャノヒゲとリュウノヒゲは同じもの。
玉竜タマリュウ)…リュウノヒゲの小型の園芸品種
白竜ハクリュウ)…リュウノヒゲの斑入り品種。
星竜…霧吹きで吹いたような斑入り品種。
黒竜コクリュウ)…リュウノヒゲと黒葉の品種。
スノードラゴン…ジャノヒゲ属の斑入り品種。

水やり

庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。庭植えにすると、手間のかからない植物です。

鉢植えの場合は土が乾いたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。受け皿の水は捨ててください。

肥料

ノシランは肥料は基本的には不要。生育が悪い場合に様子を見て少量やる程度にします。

冬(2月〜3月)に春以降の新芽のための緩効性肥料(化成肥料)をやり、秋に開花・結実で消耗した栄養を補給するための緩効性肥料(化成肥料)をやると生育がよいが、なくてもいい。肥料がなかったからって枯れることはないです。
化成肥料
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え替え・植え付けは春か秋。鉢植えの場合は根詰まりするので2年か3年に一回。庭植えの場合も株が大きくなりすぎたら、掘り上げて株分けするといいです。

用土

鉢植えの場合は、一般的な花と野菜の培養土。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。庭植えの場合は、庭土に腐葉土か堆肥を混ぜて用土とします。

庭植え

庭植えの場合は、深さ30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土を3割か4割を入れ、元肥として化成肥料を規定量の半分入れて、よく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。意外と大きくなるので株同士は60cmほど離すこと。

鉢植え

鉢植えの場合は、ポットや鉢から株を取り出し、土をほぐしておきます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。

植え替えの場合は株分けも可能。古い土を三分の一ほど落としてから植え替えてください。

管理場所・日当たり

半日陰か日陰が適地。

何かの木の下などによく植えられている。日陰に強く、塀や壁の根元などかなりの日陰でも育つ。ただし、そこまでの日陰だと花は咲かないか、稀にしか咲かない。花が咲かなくてもいいならかなり使えるシェードガーデンの材料になります。

暑さ寒さに強く、耐寒温度はマイナス10度から15度。

剪定

春に新芽が出るので春前に、古い葉っぱをバッサリと根元から刈り取ると毎年綺麗な葉っぱでコンモリとした形を保つことができる。

剪定しないでいると、古い傷だらけの葉っぱと、新しいピカピカの葉っぱがモザイク状に混在してしまって、不恰好になります。

病害虫

サビヒョウタンゾウムシが発生することがあります。
ほとんど病害虫はない。
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