ケイトウの冬越し?と種子の採取と種まきと発芽条件
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ケイトウの冬越し??
ケイトウは一年草で秋には枯れてしまうものです。正確には開花が終わるとそれで株が終わってしまいます。来年も育てるには種子を取っておいて、来年の春に撒いて発芽させます。ケイトウは一年草
ケイトウの生育温度は15度から30度。春に種子が発芽して、夏以降、昼間の時間が短くなることで開花し、種子を作ります。気温が下がってくると生育が止まり、そのまま枯れます。ケイトウは種子を残すことで次の命に繋いでいまして、この種子が簡単に発芽します。ケイトウは種子が落ちて、こぼれダネで増える植物です。
来年も咲かせるためには
来年もケイトウを咲かせるためには、種子を秋に採取しておきます。日が短くなってくると(夏至以降)、花がよく咲くようになります。ケイトウは花を摘むことで次の花が咲きます。それで長く花を楽しんだ後に、最後に種子を作らせるための花を咲かせて、それは摘まずに放置して、種子を作らせます。黒くて小さな種子が出来ます。
ケイトウは小さな「花」の集合体です。小さな粒々が花です。
袋をかけて採種しましょう
ケイトウは小さな花の集合体で、花にはそれぞれ雄しべと雌しべがついていますから、花が咲き次第、袋をかけることで、自家受粉することになります。袋をかけないと近くのケイトウの花粉が飛んできて雑種ができる。そこで、種子を作る予定の花には袋をかけることで雑種交雑を防ぐことができるし、種子が飛び散るのを防げます。ちなみに袋にかけていない場合、隣の家にケイトウが咲いていたらほぼ交雑します。
種子が熟して花の色が茶色くなったら、花茎ごと切って、壁に吊るしておきます。袋の中に種子が貯まります。これを紙袋に入れて、暗所で保管しておきます。
●自家受粉であっても、親の性質をそのまま受け継ぐわけじゃないです。園芸品種の場合は性質は悪くなる。毎年、新しい苗を買った方が綺麗なものを鑑賞できる。ま、それでも二回か三回は種子を蒔いてもいいと思う(楽しいし)。
●環境が合えば…春に水がしっかりとあれば…乾燥しすぎない環境であれば、こぼれダネで大量にケイトウが芽を出します。種子を採って春に撒かなくても凄い出てきます。
●環境が合えば…春に水がしっかりとあれば…乾燥しすぎない環境であれば、こぼれダネで大量にケイトウが芽を出します。種子を採って春に撒かなくても凄い出てきます。
種まき
時期
ケイトウは20度から30度で発芽します。4月の下旬には20度以上になるのですが、4月の下旬には関東でも、まだ霜が降りることがあるのでもう少し、霜が降りない時期…5月か6月に種子を発芽させると良いです。ケイトウは日が短くなることで開花のスイッチが入ります。4月から育てるとモッサリと大きなケイトウになるんですが、6月に種まき・苗の植え付けをすることで、草丈の小さな状態で花が咲いて格好がいいです。
用土
用土は一般的な培養土か、自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものか、それに順ずるものを使用します。種まきの手順
鉢底の穴を鉢底網で塞いで、軽石を2cmほど入れ、用土を入れておきます。もしくはビニールポットに土を入れておきます。土の種子を重ならないように蒔いて、軽く土をかぶせます。光が当たっていると発芽しづらいです。あとは乾燥しないように水をやってください。ジョウロでジャバーっと水をやると土が流れて種子がむき出しになるので、鉢のふちに水をやるようにしてください。
気温があって乾燥しなかったら、10日くらいで発芽します。発芽しても本葉が2枚か3枚になるまでは乾燥しないように水をやってください。本葉が3枚になったら「土が乾いたら水をやる」程度に水やりを抑えます。
植え付けまで
間引いて、株同士が10センチほど空くようにします。ケイトウは密生していると病害虫が発生しやすくなります。で、本葉が5、6枚になったら根を傷つけないように鉢や庭植えにします。
苗の植え付けについては
を参考にしてください。
●こぼれダネで増えるものなので、そこまでしないで、春になったら好きなところに蒔いて、水をやる…でもいいです。
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