キャットテール(アカリーファ・ベニヒモノキ)

科名 | トウダイグサ科 |
属名 | エノキグサ属 |
学名 | Acalypha hispaniolae |
別名 | アカリーファ・ベニヒモノキ |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
スポンサーリンク
キャットテール(アカリーファ)とは?

何年か栽培すると、品種にもよりますが2メートルほどの大きくなります。
日光を好みますので、春~夏は日当たりのいい場所へ、越冬させるのであれば室内へ。日光が足りないと、赤い花の色合いがくすんでしまい、化学繊維が絡まったゴミのように見えるので、かならず日当たりの良いところで管理しましょう。育てるのは難しくないけども、綺麗に咲かせ続けるのは結構、手間がかかります。
冬は落葉します。その間も忘れないように水やりを。越冬は出来ないこともないですが、無理に越冬させるより、キャットテールの苗や花鉢を翌年買ったほうがイイかもしれません。
斑入り品種もあります。
水やり


乾燥するとハダニが発生しやすいので、葉っぱに霧吹きを掛けてやるとハダニ予防になります。ハダニは葉っぱの裏に潜んでいるので、葉裏にも水をかけてください。
冬の水やり

冬は水を控えますが、水をやるときは鉢底から水が出るくらいにシッカリとやり、その後、乾燥するまで控えます。受け皿に水が溜まっていたら水を捨ててください。
冬の水やりについては以下のページを読んでおくと失敗が減りますよ。
肥料
春から夏に掛けては一週間に一回くらい水の代わりに薄い液体肥料をやってください。肥料が少ないと花が少なくなります。植え付け・植えかえ
植え替え時期の理想は5月。ただし、生育時期(5月〜9月)であればいつでも行えます。鉢植えで越冬したら、順調に育っているならば毎年植え替えをします。最低でも2年に一回は、土を落として植え替えをしましょう。鉢を大きくすればするほど株は大きくなるので、管理できる範囲に抑えましょう。用土

鉢植え

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cmを入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。
植え替えは古い土を三分の一ほど落として植え替えをします。大きくしたい場合は一回り大きな鉢に植えてください。
挿木で増やす
5月〜9月に茎を7cmほど切って、下葉を取り、パーライト・鹿沼土を入れた苗床に切り口を挿していると発根します。気温が高いと発根率はよくなるので、気温が20度以上になってからにしましょう。管理場所・日当たり

また、西日は避けましょう。

越冬
冬は最低気温5度以上ならば越冬します。5度以下だと枯死します。最低気温が10度以上になると開花し始めます。冬のリビングなどの人が生活する場所では暖房がかかって居て真冬でも暖かいので、そこで管理してください。夜中に暖房が切れてしまっても寒冷地でなければ5度以下になることはありません。ただ、暖房の風が直撃すると乾燥で枯れるので、直撃しないようにしてください。
窓の近くは外気が近く、寒波が来ると5度以下になりますので、夜中は室内の中央へ移動させ、朝になったら窓辺に戻して日光に当てます。管理場所の温度が何度なのかよくわからない場合は、最高最低温度計でチェックするといいです。
寒さで地上部の葉っぱが落ちても、根が生きてれば春に芽を出します。それまでは水やりを継続して、ちゃんと管理しておきましょう。
越冬したら…
越冬したら4月~5月に伸びすぎた枝をばっさりと切り戻すと奇麗にまとまります。切り戻すと脇芽が出てきて更に大きく立派になります(摘芯)。花ガラを摘む・剪定
古い花は早めに摘みます。キャットテールの花は終わると黒く変色してきますので、花が終わったら、早めに、花から二節あたりを折って切り取ってください。終わった花を残しておくと、種に栄養が回って、次の花がつきにくくなりますし、傷んだ花を放置していると病気の元になります。また、不要な枝は適宜落とします。
病害虫
ハダニ乾燥を好むハダニがつきやすいので、葉の裏に霧吹きをかけてやると予防できます。でも、水をかけると花にも水がかかり、花がしぼみます。殺ダニ剤を掛けたほうが楽です。もしくは、オルトランなどの浸透性薬剤を散布するといいです。
アブラムシ
アブラムシも発生します。ハダニと同様に前もってオルトランなどを使っておくといいです。
灰色かび病
灰色かび病が発生します。灰色かび病は「多湿と過剰な肥料」が原因です。肥料を控えめにすることで予防でき、また、水やりを控え、風通しの良いところで管理すれば発生はしません。
スポンサーリンク