カンパニュラの育て方

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カンパニュラの基礎データ

カンパニュラ
科名
キキョウ科
学名
Campanula
別名
フウリンソウ・ベルフラワー・ツリガネソウ
耐寒
マイナス3度〜0度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
カンパニュラの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

カンパニュラとは?

カンニュラはキキョウ科多年草。冬は耐寒性があるので、霜が降りる地域でも露地植えで越冬も出来ます。ただし土が凍るほど寒いと枯れてしまいますので、地面が凍らないような場所で管理するか、室内に取り込んでください。

夏の暑さと湿度に弱い

カンパニュラ:夏の暑さと湿度に弱い
一般的には3月から5月くらいまでに庭に苗を植えて、春に花が咲き、夏に枯れることが多い一年草扱いの植物です。カンパニュラは暑さと蒸れに弱いので、暖地では夏越えが難しいです。夏越しに挑戦する場合は葉っぱを間引いて、風通しを良くし、風の通る明るい日陰に移動してください。風通しのいい日陰に移動して夏越しすれば、10月頃にまた咲いてくれます。

特徴・由来・伝承

カンパニュラはラテン語の「釣鐘」を意味する言葉から由来しています。和名もツリガネソウだったり、英名がベルフラワーだったりなので、どこでも似たようなイメージのようです。

カンパニュラにちなんで命名された小惑星があります。これはカール・ラインムートがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した小惑星です。

水やり

鉢植えの場合は、春~秋までは、土が乾いたら水をしっかりと鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。水をやり過ぎると、蒸れて傷んでしまいます。あくまで土が乾いてからです。

庭植えにした場合は植え付けの時に水をやったら、あとは自然に降る雨だけでいいです。

冬の水やり

冬は成長が鈍くなっているので乾燥気味で管理してください。土が乾いてから二、三日経ってから水をやるようなイメージです。
冬に水をやるとき、夕方に水をやると、朝方にその水が凍って根を傷めてしまいます。水をやるときは朝にしておきましょう。

肥料

春(4月〜5月)に一回、化成肥料を施肥するか、その期間に2週間に一回、液体肥料をやります。

植え付け・植えかえ

時期

春の新芽が動く前の3月〜4月か、涼しくなった10月に植え付け・植え替えをします。鉢植えは毎年か2年に一回植え替えをします。

直根性なので根が傷つかないように

キキョウ科の植物は直根性で、太い根が一本生えるタイプです。この根が傷つくと最悪枯れることも。植えるときは根を傷つけない苗の土は払わないようにようにします。

用土

植え付けの土は市販の培養土で充分です。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。酸性土に植えると、生育が鈍りますので、庭植えする場合は、石灰を混ぜて中和させておきます。日本の土は全国的に弱酸性の傾向があります。

鉢の植え付け・植え替えの手順

鉢の底には、鉢底ネットを敷き、その上に軽石(鉢底石)を約2cmほど敷くことで、水はけが向上し、根腐れを予防できます。その上に、十分な量の用土を追加して、株の地面が鉢の縁から約2cm下になるように調整します。この2cmは水やり時に水がたまるウォータースペースになります。

株を入れ、隙間に用土を入れていって、最後に、植え付けた苗に十分な水を与えます。

植え替えの場合は土を落とさないで1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。

管理場所・日当たり

カンパニュラは日光を好みます。日光に当たらないと花つきが悪くなります。春と秋は日当たりで管理しますが、夏は暑さに弱いので、風通しのいい日陰か半日陰(木漏れ日)へと移動させてください。

夏の管理場所

夏の暑さに弱いので、高さ半分に刈り込んで、傷んだ葉っぱをむしって風通しをよくした上で、夏は風通しの良い半日陰に移動させます。寒冷地ではこれで夏越しは可能ですが、暖地では半日陰に移動させても厳しいです。

冬の管理場所

寒さには抵抗力がありますので、冬は暖地・中間地なら戸外で管理してください。地面が凍るほどの寒冷地は室内に取り込みますが、カンパニュラは寒さに当たることで花芽をつける性質がありますので、5度前後の寒さにしっかりと当たるまでは取り込まないで下さい。

病気・害虫

ハダニが発生します。ハダニは乾燥すると発生しますので、葉っぱに水を掛けてやることで予防することが出来ます。
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