「アゲラタムの育て方」の目次
アゲラタム(カッコウアザミ)

科名 | キク科 |
学名 | Ageratum houslonianum |
別名 | カッコウアザミ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
種蒔 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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アゲラタムとは?


春に出回るアゲラタムの苗を植えつけると春から秋まで花が咲きます。寒さに弱いので初冬(11月くらい)に入ると枯れてしまいますが、終わった花を摘み、傷んだ葉を摘んでいると、非常に長い間楽しめる植物です。ただし見た目が好みじゃない人もいます。
一年草扱いですが、本来は多年草で15度以上を維持していると周年、開花します。
草丈15cm(矮性)〜80cm
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水やり
庭植えの水やり

鉢の水やり
鉢植えの場合は、鉢の土の表面が乾いていたら鉢底から水が出るくらいに、水をタップリとやってください。ずっと土が濡れていると茎ばかりが伸びて花が咲きにくくなるので、「なんか咲かないなぁ」と思ったら水を控えてください。真夏は蒸れて傷みやすいので、水を控えてください。ただアゲラタムは乾燥するとハダニがつくかもしれません。ついていたら防ダニ剤を撒いてください。
肥料

植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
種をまいても簡単に育てられますが、普通は春(4月〜5月あたり)にポット苗を買って植え付けをします。用土

鉢植え

鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、網の上に鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
冬に枯れるので植え替えることはないです。
庭植え

種まき・育苗

管理場所

夏
夏の直射日光と加湿には弱ってしまいます。鉢植えの場合は半日陰に移動するか、寒冷紗などで遮光するといいです。植え込みの場合は、夏前に刈り込んで傷んだ葉っぱを取り除いて風通しをよくしてやりましょう。夏の高温や湿度でアゲラタムの株は弱まりますが、枯れるわけではありません。無理に日陰に移動させる手間を取るより放置しておいても構いません。ただ、水切れしないように、マメに水やりをしましょう。
秋になればまた元気になり、霜が降りるまで咲き続けます。
病気・害虫
ハダニ乾燥するとハダニが発生します。葉っぱに水をかけることで予防できるんですが、アゲラタムは夏に過湿して蒸れると傷んでしまうので、夏は乾燥しがちで発生しやすい。農薬を散布して駆除する方が早い。
灰カビ病
梅雨時期には過湿で灰カビ病になります。梅雨前に、刈り込んで風通しを良くすると良いです。
刈り込み
アゲラタムは過湿が苦手で、蒸れないようにするのがコツです。枯れた葉っぱは梅雨前・夏前もしくは定期的にむしり、風通しが悪いようならば、枝をさばいてやります。特徴・由来・伝承
とても長く咲いてくれるアゲラタム。霜が降りなくなった頃に植えれば、次に霜が降りる季節が来るまで長く楽しめます。別名カッコウアザミと言われる様に、花はアザミに似ています。青い花を咲かせる植物で、しかも長く楽しめるモノは他に無いです。育てて損は無いですね。初心者がトライするには最適です。