ガーベラ(アフリカセンボンヤリ)

科名 | キク科 |
属名 | ガーベラ属 |
学名 | Gerbera |
別名 | アフリカセンボンヤリ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ガーベラとは?

品種改良で病気に強く、比較的耐寒性のある(マイナス5度)で、開花が非常に多い「ガーデンガーベラ(宿根草)」ってのもあります。代表的な品種にガルビネアがあります。育てやすいので人気です。
草丈30cm〜70cm
ガーベラの語源は発見者のドイツ人ゲルバーから。
切花としてフラワーアレンジメントに使われるように、比較的切花としても持ちがよく、水下がりしにくいです。切花として使う場合は水揚げをするときは深い水につけますが、水が上がった後は花瓶には切り口から何センチか水が浸かる程度にしておくと長持ちです。
ホームセンターには「ミニガーベラ」と表記されたものもあります。これはガーベラから花が小さくてかわいいものを交配させたものか、矮化剤で小さく仕立てたものです。薬で小さくしている場合は、翌年以降、徐々に大きくなっていきます。
切花としてフラワーアレンジメントに使われるように、比較的切花としても持ちがよく、水下がりしにくいです。切花として使う場合は水揚げをするときは深い水につけますが、水が上がった後は花瓶には切り口から何センチか水が浸かる程度にしておくと長持ちです。
ホームセンターには「ミニガーベラ」と表記されたものもあります。これはガーベラから花が小さくてかわいいものを交配させたものか、矮化剤で小さく仕立てたものです。薬で小さくしている場合は、翌年以降、徐々に大きくなっていきます。
水やり
ガーベラは地面がジメジメしているのを嫌いますので、水をやり過ぎると根が腐ってしまいます。土が乾いていたら水をやってください。乾燥気味にするのがポイントです。土の水はけが悪いと、梅雨の長雨の時期に枯れてしまうことがあります。鉢植えにした場合は、雨の掛からない場所へ移動させてください。冬は寒さに当たると地上部が枯れますが根は生きています。鉢植えの場合は、冬も水をやってください。水をやらないとカラカラになって枯れてしまいます。冬は土が乾いてから数日経って水をやる程度に水やりを控えます。
庭植えの水やり

肥料
花が咲く時期は液体肥料を週に1回か、化成肥料を春と秋に一回づつやります。花が咲きやすくなる肥料(リンが多いもの)もありますので、そちらを使うと嬉しいほど咲きます。開花時期に肥料が切れると花が止まりますので庭植えでも鉢植えでも追肥しましょう。固形肥料はガーベラから少し離したところに…根に当たらないように置くか、埋めてください。根が肥料焼けを起こして調子を崩します。
窒素の多い肥料をやると葉っぱばかりが増えます。ガーベラは葉っぱが増えると花が咲きづらくなります。
植え付け・植えかえ
時期
開花時期に開花した苗が流通するので、これを植え付けます。鉢植えで越冬した場合で、鉢の底から根が出ているなど根詰まりの兆候が見られるなら、春に植え替えをします。植え替えの際に株分けも可能です。用土

庭植えする場合は、庭土に腐葉土や堆肥を混ぜて用土とします。土が粘土質で水はけが悪いならば、川砂を混ぜて水はけをよくします。
鉢植え

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土をすこし敷き、その上に株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完了です。
植え付けの際に苗の土をほぐして根を広げてやると土に馴染みやすいです。
庭植え

管理場所・日当たり

ガーベラは暑さには強いのですが、多湿が苦手で、日本の夏はミニガーベラにとっては厳しいです。場所によっては枯れませんが、真夏の直射日光は避けた方がいいです。また、風通しをよくして管理し、水やりを控えます。夏を越せば秋にもう一度開花します。
越冬

地上部が枯れるのは仕方ないとして、土が凍ったり、霜柱がたたないように腐葉土やワラでマルチングをしてやるか、鉢植えならば室内に取り込みましょう。室内で管理するときに地上部があるならば、日当たりで管理します。気温が高いとそのまま室内で常緑で越冬するかもしれません。
ガルビネアの場合は常緑で越冬しやすい。
ガーベラは6度〜8度以上で生育し、10度以上で開花することもある。
冬は地上部がなくても水をやってください。水をやらないと枯れてしまいます。
ガーベラは6度〜8度以上で生育し、10度以上で開花することもある。
冬は地上部がなくても水をやってください。水をやらないと枯れてしまいます。
開花について
花を咲かない原因と対処

そこで葉っぱをさばいて、中央に日が当たるようにします。すると花芽が伸びてきます。
また、黄色かったり古い葉っぱから間引くようにしてください。一株あたりの葉っぱを20枚から25枚にするといいです。
葉っぱが多いのは窒素肥料が多いのが原因の場合もあります。肥料は液体肥料や化成肥料などのバランスが調整されたものを使った方がいいです。
花ガラ摘み
花をそのままにしておくと、種が出来ます。すると栄養が種子に回って開花が鈍くなります。花はしぼむ前に花茎の根元から切ってしまいます。もしくは早めに切って切り花にします。種子を撒いても増やすことは可能。しかも発芽率はいいほう。株分けでも増やせます。
病気・害虫
アブラムシ・タバココナジラミ・ウドンコ病・白絹病などが発生します。白絹病
5月〜10月に発生する、地面に白いカビが棲み、茎に入って枯れてしまう病気です。土の中に住んでいるので、薬剤を散布しても効果がありません。土に住んで越冬するので、土壌を殺菌しないと毎年発生します。生態と薬剤については以下のページを参考に。
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