ロムレアの育て方

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ロムレアの基礎データ
ロムレア
科名アヤメ科
属名ロムレア属
学名Romulea
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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ロムレアとは?

ロムレアはアヤメ科ロムレア属の球根植物。南アフリカ・地中海沿岸・南ヨーロッパ原産で、弁先が紫、中心が黄色の花色がよく見られる種。花径は3~3.5cmほどです。写真はロムレア・クルシアナです。

クロッカスに似た花が咲き約90種ある種類も色も(花色は黄、紫、赤、ピンク、白など)豊富です。花の寿命は3~4日ですが、よく花がつくと次々と続開し、3~4週間楽しめる。種苗会社のカタログにも載っていることが少ないので、球根が手に入りにくいです。
小型の球根で栽培は鉢植えに向いています。

水やり

水やりは土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやりましょう。水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないように注意します。

肥料

肥料をあまり多く与える必要はありません。植え付け時は肥料なしで、成長期になってから薄めの液肥を月に2~3回程度与えます。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

球根が小さいので、小さな鉢で育てる場合が多いことから、毎年植え替しましょう。

用土

市販の培養土もしくは赤玉土腐葉土を2対1程度に配合したもの使います。

植え付け(10月)

9月下旬~11月上旬が適期です。5号鉢に5球、7号〜8号で10球前後を目安に植え付けます。鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞ぎ、その上に鉢底石を3cm入れ、その上に用土を入れます。球根の上に2㎝ほど土がかかる程度の浅植えにします。 最後にしっかりと水をやって完成です。

暖地では花壇で育てることのできる種類もありますが、小型の球根ですので庭に植えてもあまり目立ちません。管理のしやすさを考えると鉢植えにしたほうが良いでしょう。

掘り上げ(6月)

6月ごろから夏の休眠期に入ります。葉が枯れてきたら球根を掘り上げます。 葉が枯れるまでは掘り上げないでください。花後から休眠までは球根を太らせてください。

掘り上げた球根は、水洗いして乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて雨のあたらない、風通しの良いところに秋までつりさげておきましょう。

もしくは掘り上げないで、断水して雨の当たらないところで管理します。水が当たると球根が腐ってしまいます。
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種まき

また、タネを播いて育てることができます。1年目で小さい球根を作り、大きなものは2年目で咲きます。園芸店では売ってないので個人輸入などで手に入れることができます。

管理場所

植え付け後〜掘り上げまでは日当たりと水はけのよいところで育てます。

やや寒さに弱い半耐寒性で、霜に当たると傷んでしまうので、霜に当たらない場所で管理する必要があるのですが、成長するためにはある程度寒さにあてる必要がありますので、戸外の霜に当たらない軒下か、室内の暖房のかかっていない部屋の日当たりで管理します。

耐寒性がそれほど強くない品種もありますので、真冬は念のため霜の当たらない軒下え管理するか、鉢植えにして屋内で育てましょう。

花ガラ摘み

花が咲き終わってしぼんできたら、摘んでください。放置していると、種子を作って弱ってしまいます。採種する場合は、そのままにしておきます。

病気・害虫

害虫病気はとくにありません。

由来

地中海地方の原産種は寒さに強く(クルシアナ)、南アフリカ系は寒さに弱いです。(ロゼア、ディスキフェラ、アトランドラ)
日本ではあまり市場に出回っていないことと、分球がしにくいことから、海外より個人輸入で種を入手する場合が多いです。
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