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フィッシュボーンの育て方
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サボテン科
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最終更新
2022-10-06
画像投稿
フィッシュボーンの基礎データ
科名
サボテン科
属名
エピフィルム属
学名
Cryptocereus anthonyanus
水やり
乾かし気味に
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
フィッシュボーン(ジグザグカクタス)の特徴は?
フィッシュボーン(ジグザクカクラス)はメキシコ原産の
サボテン科
エビフィルム属の植物。魚の骨をのような形態からフィッシュボーン、ムカデ
サボテン
、ジグザクカクタスと呼ばれています。形状がワカメにも似ています。
成長するにつれ気根をだし壁面に張り付く着生タイプの半ツル性のサボテンです。葉の表面を傷つけないよう注意。トゲはありません。伸びてくると倒れ気味になるので支柱をたてて支えてあげましょう。
花を楽しむいわゆる「
花サボテン
」で株が大きくなると、4月〜6月あたりに開花します。花は
月下美人
のようで、薄い花びらが重なってとてもきれいです。
枝はある程度の長さになると成長が止まります。そこから枝を出しどんどん長くなるツルのような育ち方をします。
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水やり
春から夏にかけては土の表面が乾いてから水を与えるようにします。花びらに水がかかると傷みますので、土へ水を注ぐようにします。口の長い
ジョウロ
があるといいです。
できれば午前中に
水やり
をするといいです。
夏の水やり
真夏は高温のあまり、生育が鈍くなって弱ります。水やりは少し控えましょう。土の表面が乾いてもう1日〜2日ほど待ってから与えるようにしましょう。
夏の水やりは気温が下がる夕方にしましょう。
冬の水やり
冬は土が乾いてから数日立って、土中の水分がなくなってから、土の表面を湿らせる程度の水やりにします。鉢底から水が出るほど水はやらないでください。土中に水が残っているかどうか、よくわからない場合は、
土壌水分計
で計測してから判断するといいです。
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もしも受け皿に溜まった水があれば、水は捨ててください。放置していると水が腐って
根腐れ
を起こします。水やりのあとは確認してみましょう。
室温がさらに下がって、気温が5℃を切るような場合は断水します。
暖かくなってきたら再び水やりを開始します。
肥料
肥料
は春(4月)から夏前(6月)まで、10日に1回の間隔で液体肥料を与えます。それ以外の時期は肥料は特に必要ありません。
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植えかえ、挿し木
時期・頻度
鉢の中が根でいっぱいになってきたら、ひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。成長期のあとの9月から10月頃に行います。だいたい2年に1回が植え替えの目安です。
用土
水はけ
の良い市販のサボテンや
多肉植物
の
培養土
を使います。配合する場合
赤玉土
(中粒)5:
腐葉土
3:
堆肥
2のような割合が適当でしょう。
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鉢植え
植え替える前に水やりを10日はストップし乾燥させます。
古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とします。
植え替える鉢の底に鉢底ネットを敷きその上に、深さの3分の1のところまで鉢底石(
軽石
)など大粒の
用土
を入れておきます。 その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土をつめていきます。植え替え時は水やりをせず、10日は日陰で養生させます。
その後、通常の管理場所に移動させ、水やりを再開させます。
あんどん支柱を植え替え時に一緒にさすと良いでしょう。
葉挿し
葉挿しで増やせます。適期は5~7月です。
病気
や傷みのない元気な葉を15cmほどの長さに切って土にさし、一週間風通しのよい日陰で乾燥させます。水やりはすぐにせずに10日ほど乾燥させてからおこないます。だいたい1ヶ月くらいで根が出てくるので、鉢上げしましょう。
管理場所・日当たり
強烈な日射しは生育に適しません。生育期(春〜秋)は屋外の風通しの良い
半日陰
場所か、室内の日当たりで管理します。
日光が強いと
葉焼け
して、葉緑素が抜けて回復しないので、葉焼けしない程度に寒冷紗やレースカーテンなどで遮光しましょう。逆にあんまり日光が少ないと徒長して色が薄くなるので、その場合は遮光を減らして日光に当てましょう。
越冬
耐寒温度5度。寒さに弱く、冬は屋外で冬を越さすには注意が必要です。鉢植えにして冬は暖かい屋内で育てるほうが管理しやすいでしょう。8度くらいまでの温度に保つのが理想的です。 室内では冷暖房の風は大変乾燥していますので直に風にあてないようにしましょう。
病害虫
ナメクジ
と
カイガラムシ
の被害がよくあります。放置しておくと汁を吸われてさらに弱ります。
ナメクジは春〜夏に誘因駆除剤を定期的に散布しておくとほとんど見かけなくなります。
カイガラムシは歯ブラシで削ぎ落としましょう。
由来
中南米原産のいろいろなサボテンの交配からできた
園芸品種
。雨の少ない森林、草原に自生る森林性サボテンと呼ばれるサボテンです。
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