シルバーティーツリー(シルバーウィーピングティーツリー)

科名 | フトモモ科 |
属名 | レプトスペルマム属 |
学名 | Leptospermum brachyandrum |
別名 | シルバーウィーピングティーツリー |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
目次
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シルバーティーツリーの特徴は?
シルバーティーツリーはニュージーランドに自生するフトモモ科レプトスペルマム属の常緑低木。シルバーという名前の通り、葉っぱが白みがかったシルバーリーフ。香りがあり、ハーブティーにできます。よく聞く「メラレウカ」も「ティーツリー」と呼ばれますが、メラレウカは「メラレウカ属」でシルバーティーツリーは「レプトスペルムム属」で別属の全くの別種です。ちなみにメラレウカ属のティーツリーの葉は「ハーブティー」にはなりません。
寒さに強く。暑さに若干弱いと言っても、即枯れる!というほどでもありません。運が悪いとかれるとか、5本植えると一本枯れるとか、そんな程度です。また日本のジオメジメした梅雨でも乗り切れます。その上でシルバーリーフの美しい姿。6月には白い花が咲く。
問題は「市場に出回らない」くらいのことです。欲しいならネットショップで購入しましょう。属名のレプトスペルマムで販売されていることがあります。
樹高3mから4m
花言葉清潔、力強い味方
水やり
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、水やりは普通。土が乾いていたら水をやってください。水をやりすぎると根腐れを起こしますが、乾燥しすぎても当たり前ですが、枯れてしまいます。育て方の本によれば「やや湿った場所を好む」とありますが鉢植えの水やりの場合は、まぁ普通の常識的な水やり頻度でいいです。庭植えの水やり

ただしシルバーティーツリーは水を好み、乾燥に弱い方ですので、土の水はけによっては、水切れを起こしますので、庭植えした場合でも、様子を見て水やりをします。
肥料

植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
春か秋に植え付け・植え替えをします。用土
一般的な培養土に水はけをよくするためのパーライトを1割〜2割を混ぜて使います。鉢植え

幹が細いので支柱を沿わせてやりましょう。
庭植え

穴に用土を半分戻して、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。グラグラとするので、支柱を立ててくくりつけます。
種まき・育苗
種子が非常に小さいです。種子から育てる場合は、春に、土に種子を置いて、上に土をかぶせないで、ラップをします。そして鉢を鉢底から三分の一ほど水につけます。こうして水をやって発芽まで乾燥させないようにします。発芽したら間引いて、葉っぱが4枚になったら鉢や庭に植え付けます。
挿木
夏に新枝を切って土に挿していると発根します。管理場所・日当たり
半日陰でも育ちますが、基本的には日当たりを好みます。ただ夏の高温に若干弱いです。よって庭植えするならば半日陰が無難。鉢植えの場合は、場所の移動が可能なので、シルバーティーツリーの様子を見て、夏は移動させましょう。越冬
オーストラリアの植物の割には寒さに強く、マイナス5度〜マイナス7度まで耐えるので、関東ならば戸外で越冬。関東より西では、よほどでない限りは戸外で越冬します。土が凍結すると枯れます。土が凍結するほど寒い地域(寒冷地)では鉢植えにして、冬は室内で管理します。
剪定
シルバーティーツリーは育てやすいとされるのですが、樹形はあんまり綺麗じゃないです。まっすぐ伸びないで、アッチコッチに広がります。葉っぱは綺麗なんですけどね。決して生育スピードは速い方じゃないので、強い剪定はやめておきます。剪定は開花後〜秋の間です。
枝先を剪定すると、脇芽が出やすくなり、花も増え、葉が増え、株がしっかりとしてきます。なので、毎年ちょっとづつ剪定は毎年しましょう。
皮が剥ける
ある程度生育すると、樹皮がベロンと剥けてしまい、ツルツルになります。これは健康な過程で、病気ではありません。特徴・由来・伝承

レプトスペルマム属にはギョリュウバイ(魚柳梅)も属しています。
Christmasツリーにどうぞ!と宣伝しているサイトもあるんですが、ちょっと無理じゃないかなぁ。フォルムが全然違う。これをクリスマスツリーとして納得できるのはかなりオシャレなセンスが必要だと思う。
最後に…
オーストラリアのネイティブプランツとかワイルドプランツという記述をよく見かけますが、要は自生植物という意味。かっこいい言い方です。同じオーストラリアに自生する植物を以下にまとめていますので、よかったら参考にしてください。
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