雑記
●ネットでは発芽した、という書き込みはあるが、「実がなった」という書き込みはビワくらいのもの。桃とかリンゴとか、収穫できるものもありますが、収穫までの期間が長く、それまで気候の変動で枯れることが多い。
●本気で収穫を考えて取り組まないで。趣味にしましょう。
●寒さに当たらないと発芽しないものが多い。
●冷蔵庫に入れておいて、春に撒くというのが多いが、冷蔵庫内は乾燥していているのでカラカラになったり、乾燥対策に水につけておくと、カビて腐ったりとうまくいかないことが多い。どうせ食べて余った「種子」なのだから、庭に適当に撒いて、発芽したらラッキーくらいの気持ちが健康的。
●スモモはプラム(日本スモモ)とプルーン(西洋スモモ)に分かれて味が違う。プラムの一種が「ソルダム」。
●種を割って薄皮を取ったほうが発芽しやすい。
●種子から育てることを「実生」といいます。
実生で作った果物はおいしくない、というのが普通です。
●F1品種というのがあって、その子は親の生育を受け継がない。よって種子から育てたものは親の性質を受け継がないので、美味しくない。イチゴとか。
●おいしい品種ができたら、
挿し木・
挿し芽・
接木…つまり「
クローン体」で増やす。
ホームセンターで売っている苗は、そういう「木」ばかり。
●よって苗木を植えるのは、「育てるのが難しい発芽直後を短縮」というだけでなく「おいしく優れた品種」を提供する意味がある。実は「おいしい」の方が目的としては大きい。