観葉植物の鉢の中の発泡スチロールは捨てないで
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発泡スチロールは必要
ユッカ(青年の樹)やパキラや幸福の木やその他の観葉植物の鉢の土の中には発泡スチロールがゴポっと入っていることがあります。それがあんまりに雑に入っているものだから、なんだか土のごまかしに発泡スチロールが入っているような気がしますが、実際はこれはとても大事なもので、入れることによるメリットがあるから入っているのです。発泡スチロールのメリット
水はけをよくする
単純に発泡スチロールが入っていると、水はけがよくなります。水がすぐに排出されて、植物の根が窒息しないで済み、根腐れしないで済みます。土が少ない方がいい
発泡スチロールが入り、その分だけ土が少ないということは、鉢の中で保水する力が少ないということです。これが「乾燥地帯」の植物であるユッカなどにはとても有利になります。そもそも観葉植物は水のやりすぎで枯れることが非常に多いです。特に冬は気温が下がり、生育が鈍くなることで、土の中の水分が吸い上げられにくくなりますし、蒸発しにくいので、土の中に水が残って根が腐りやすくなります。これを防ぐためにも、発泡スチロールを入れておくのがとても良いのです。
発泡スチロールを入れていたために土が少なくなって、夏に水切れがおきてしまう、ということもあるのですが、観葉植物は冬に根腐れすることが多いので、メリットの方が大きいです。
軽く仕上げる
この発泡スチロールを入れることで、「水はけ」をよくしています。それなら軽石でいいじゃないか?とも思いますが、発泡スチロールの方が軽く、観葉植物の鉢全体を軽く仕上げることができるのです。観葉植物は大きくて、重い。陶器の鉢が重いというのもありますが、「土」ってのは重いんです。めちゃくちゃ重いです。水を含むとさらに重くなります。観葉植物は季節で移動させることもあり、思いと腰を痛めることがあります。これを軽く仕上げるためには発泡スチロールは非常に便利な材料です。
発泡スチロールはそのままに
植え替えるときはこの発泡スチロールを再度同じように鉢の中に入れることを勧めます。発泡スチロールが劣化して汚れてしまったら、家電の発泡スチロールを入れるか、購入してでも入れた方がいいです。
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