デモルフォセカ

科名 | キク科 |
属名 | デモルフォセカ属 |
学名 | Dimorphotheca sinuata |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
種蒔 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |

目次
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デモルフォセカとは?

苗が2月から3月に店頭に出回りますので、寒さに強いのかと思いがちですが、霜に当たると枯れてしまいます。霜よけをするか、軒下で管理するか、室内で管理するか、霜が降りなくなるまで植えないか、で対応します。
草丈20cm〜50cm
水やり
デモルフォセカは水はけのいい土地に根付いて、乾燥気味の管理を好みます。秋(9月〜11月)と春(3月〜5月)は土が乾いたら水をタップリとやってください。土が濡れているのに水をやっていると、根腐れして枯れてしまいます。冬(12月〜2月)は寒さで活動が鈍くなっているので、土が乾いてから数日経って水をやるようにします。
肥料

植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
早春に種を撒いて、育てるものではありますが、霜に当たると枯れてしまいますので、暖地でない限りは種蒔きは無理です。一般的には早春に苗が出回りますので、それを植え付けします。霜が降りなくなってから植えると良いですが、寒の戻りで霜が降りることがありますので、霜よけをしておくか、鉢植えにして軒下で管理します。もしくは霜が降りなくなってから植えます。種まき

あとは乾燥しないように水をやっていると発芽します。発芽したら間引いて一本立ちにし、半日陰で水をやって管理します。本葉が4枚になったら、庭や鉢に植え付けましょう。
用土

鉢植え

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm入れ、その上に用土をすこし敷き、その上に株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完了です。
夏に枯れる一年草なので、植え替えることはないです。
庭植え

植える時は苗の土を崩さず、いじらないで植え付けてください。崩すと生育不良を起こします。
管理場所・日当たり
日当たりで管理して下さい。日光が少ないと成長障害がおき、病害虫に掛かりやすくなります。
花ガラ摘み・摘芯
3月から5月まで花が咲くのですが、傷んだ花をマメに摘んでいかないと種を作ってしまって、花に栄養が回らず、次のつぼみが出来にくくなりますので、花ガラを摘んでください。また、最初の新芽を摘んでおくと、脇芽が出てきて花が沢山咲きます。これを摘芯といいます。
病気・害虫
アブラムシ・アオムシ・灰色かび病が発生。灰色カビ病は低温・高湿度の環境で発生するので、葉をさばいて風通しをよくし、土の水はけをよくすると抑えられます。また、花ガラ・枯れ葉を取り除くことでも予防できます。
アブラムシ・アオムシは前もってオルトランやベストガードを使っておくと予防できます。
特徴・由来・伝承
キク科のデモルフォセカ属。基本的な色合いはオレンジや黄色、白。頑健な性質で価格も安くて、庭に植えると3月から5月まで咲いています。オステオスペルマムと見た目がとても似ていますが、オステオスペルマムは宿根で、挿し芽で増えるのに対して、デモルフォセカは種まきです。
とはいえ、一般的にガーデニングを楽しんでいる人にとっては、オステオスペルマムを挿し芽したり、デモルフォセカを種まきすることがないので、感覚としては全く同じものです。
しかも二種は非常に交雑しやすいために、雑種が沢山存在します。