クレマチス

科名 | キンポウゲ科 |
属名 | センニンソウ属 |
学名 | Clematis |
耐寒 | マイナス10度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
クレマチスの特徴は?

その一方で環境が合うとツルをあちこちに伸ばして広がり、他の植物の日光を奪って駆逐する繁殖力が強すぎる植物としても良く挙げられ、「植えてはいけない植物」とされることもあります。毎年ちゃんと剪定し管理すれば、抑えることは十分可能です。不安な場合は鉢植えから始めましょう。
クレマチスは長年愛好されて品種改良が行われてきたので、非常に多くの品種があり、系統が分けられています。おおまかな分類としてまず、冬に落葉するタイプと、常緑系があります。落葉タイプは寒さに強く、寒冷地でも栽培できるので落葉タイプが一般的です。
次に一季咲きと四季咲きがあります。四季咲きは条件が揃えば開花しやすいという意味で、一年中開花するわけじゃないですが、よく開花します。
最後に、新枝咲・旧枝咲・新旧両枝咲があります。これはどの枝に花が咲くのかという「性質」による分類です。一番大事なのはこの「枝咲き」で、これによって剪定の手順が変わります。品種のタグは必ず取っておいて、品種がわかるようにしておかないと、剪定をミスって翌年の開花がなくなる!なんてことは十分あります。
これらの性質に加えて、親株による系統があります。系統については以下のページを参考にしてください。
次に一季咲きと四季咲きがあります。四季咲きは条件が揃えば開花しやすいという意味で、一年中開花するわけじゃないですが、よく開花します。
最後に、新枝咲・旧枝咲・新旧両枝咲があります。これはどの枝に花が咲くのかという「性質」による分類です。一番大事なのはこの「枝咲き」で、これによって剪定の手順が変わります。品種のタグは必ず取っておいて、品種がわかるようにしておかないと、剪定をミスって翌年の開花がなくなる!なんてことは十分あります。
これらの性質に加えて、親株による系統があります。系統については以下のページを参考にしてください。
鉢植えの水やり

冬は活動が鈍くなっているので、土が乾いてから二日たってから朝に水をやります。夕方に水をやると水が明け方に凍って根を傷めてしまいます。
水やりの観点から言えば鉢植えにしないで庭植えがベストです。ただし庭植えにすると繁殖力が強すぎて他の植物を駆逐することがあります。
庭植えの水やり

肥料
芽が出て開花するまで(3月から5月)は、しっかりと肥料をやる。一週間に一回液肥をやるか、3月以降に緩効性肥料を二ヶ月に一回、根元にやります。液肥は通常の植物より濃い目でもいいくらいに肥料を必要とします。真夏は肥料をやらない。クレマチスは高温多湿が苦手で、夏は元気がなくなります。ただし、四季咲きは夏も肥料をやった方がいい。秋以降も咲き、肥料が不足すると開花が鈍くなります。
毎年、春に液体肥料を一本、丸ごと原液で肥料にやるなんて人もいるくらいにクレマチスは肥料喰いです。鉢植えの場合は、毎年か2年に一回ほど植え替えるために、肥料(有機物)が定期的に供給されるのですが、庭植えだと肥料を食い尽くして3年ほど経つと、花が小さくなって花が少なくなって、なんだか変な感じになります。これは株の老化・弱体化ではなく肥料不足です。そこで肥料を追加します。
クレマチスの株の周囲に半径30cmを円状に掘ります。深さは20センチほどです。根っこが肥料に当たると「肥料焼け」を起こして株が弱ります。クレマチスは根が弱い性質なので尚更です。クレマチスは根を下へ下へと張る性質があり、横にはあまり広がりません。だから周囲30センチで十分、根には当たらなくなります。
掘り出した土に肥料を混ぜ、土を戻します。肥料の量は説明書きを守ってください。最後に水をやります。肥料は水に溶けて、吸収されるので必ず水やりをしてください。
もしくは株から30cm離れた時に何本かふかさ20cmくらいの穴を4個か5個ほど掘ります。そこに化成肥料をパラパラと入れます。穴を塞いで水をやってこれでおしまいです。
クレマチスの株の周囲に半径30cmを円状に掘ります。深さは20センチほどです。根っこが肥料に当たると「肥料焼け」を起こして株が弱ります。クレマチスは根が弱い性質なので尚更です。クレマチスは根を下へ下へと張る性質があり、横にはあまり広がりません。だから周囲30センチで十分、根には当たらなくなります。
掘り出した土に肥料を混ぜ、土を戻します。肥料の量は説明書きを守ってください。最後に水をやります。肥料は水に溶けて、吸収されるので必ず水やりをしてください。
もしくは株から30cm離れた時に何本かふかさ20cmくらいの穴を4個か5個ほど掘ります。そこに化成肥料をパラパラと入れます。穴を塞いで水をやってこれでおしまいです。
鉢植え・植替えについて
時期

鉢植えの植え替えは2年に一回に頻度で行います。
用土

クレマチスは弱酸性の土を好みますが、中性ならば問題ありません。一般的な培養土は中性に中和してあるので問題ありません。
鉢植えの植え付け・植え替え手順

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。これで完成です。株は少し深く植えると、土中の節から発根して株がよく生育します。
クレマチスは根が弱く、植え替えをするのであれば、

より詳細な鉢植えの植え替えは
を参考に。
庭植えの手順


庭植えの植え替えはできない。移植はむつかしい。大きめに掘って植え替えればできますが、それをするくらいなら挿木をして株を作って植え直した方がいいです。
庭植えの手順は以下のページにより詳細に書いてあるので参考にしてください。
誘引
クレマチスは一部が木立性ですが基本的にツル性でネットやフェンスなどに絡ませる必要があります。詳細な誘引方法は以下のリンクを参考に
株の増やし方
挿木・取り木
クレマチスはヨーロッパでは何十年も栽培でき、大きな株に育つのですが、日本の気候にあっていないため、庭植えにしていても、一定の大きさに育つと過湿などから株が根から枯死します。そこで大きく育ってきたら、何かの方法で株を更新しないといけません。鉢植えのクレマチスも「これ以上大きな鉢に植え替えられない」って状態になることがありますし、植え替えをミスって枯れることもあります。それに、病害虫で株が全滅することもあります。そこで貴重な品種や好きな品種は、挿し木や取り木で株を増やして保険をかけておきましょう。
主に挿し木で増やします。取り木でも増やせますが、一般的には挿木です。アーマンディ系・アップルブロッサムなどは挿木ができにくい。成功率は種によって違う。
挿し木の方が短期間で大量に株を増やせます。適した時期は5月から8月中旬。ただし梅雨の時期は過湿で株が弱るので、梅雨前か8月以降の方が成功率が上がります。常緑種は11月に挿し木します。
今年伸びた枝を10cm〜15cmほどを切って、下葉をとって水揚げをします。水揚げとは切り口を水につけて30分〜1時間放置しておいて、葉っぱの先まで水を行き渡らせることです。水揚げが終わったら、ナイフで切り口を斜めにキレイに切り直し、切り口に発根剤を塗っておきます。
あとは器に赤玉土小粒を入れた挿し床を用意して、ここに挿木をさし、乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると発根します。腰水にして管理しましょう。1ヶ月〜2ヶ月で発根し、生育してきたら鉢植えに植え替えます。成功率は30%ほどなので、挿し木はたくさん用意しておきましょう。
詳細は以下のページを参考にしてください。
今年伸びた枝を10cm〜15cmほどを切って、下葉をとって水揚げをします。水揚げとは切り口を水につけて30分〜1時間放置しておいて、葉っぱの先まで水を行き渡らせることです。水揚げが終わったら、ナイフで切り口を斜めにキレイに切り直し、切り口に発根剤を塗っておきます。
あとは器に赤玉土小粒を入れた挿し床を用意して、ここに挿木をさし、乾燥しないように水をやって、明るい日陰で管理していると発根します。腰水にして管理しましょう。1ヶ月〜2ヶ月で発根し、生育してきたら鉢植えに植え替えます。成功率は30%ほどなので、挿し木はたくさん用意しておきましょう。
詳細は以下のページを参考にしてください。
これから芽が動き始める2月か、開花がひと段落した5月6月7月あたりに取り木をします。
穴を掘り、そこにポットを埋めて、その中に用土を詰めます。ポットの底には穴が空いていますので、水は抜けていきます。
ツルを地面に這わせます。そのツルは「今年出た新しいツル」です。二月に取り木をする場合は、去年のびたツルで取り木します。ツルの節から発根しますので、その節がポットの土のところに来るようにします。
針金をU字に曲げて、土に挿し、ツルの節が動かないようにします。ツルの節が土に触れていることで発根するので、節が浮いていると発根しません。折れない程度にしっかりと固定してください。
後は水やりをしっかりとやって普通に管理していると、二ヶ月か三ヶ月で発根します。挿し木よりかなり発根が遅いです。挿し木は発根剤を使ってますからね。発根したからといってもまだ早いです。すぐに本体から切り離してしまうと、根が十分ではないために枯れてしまいます。根が十分に揃うまで…翌年の2月まではそのままにして、掘り返して植え替えをするのは2月にします。
翌年の2月になったら、ポットを掘り出して植え替えをします。庭に植えるにせよ、鉢植えにせよ、後は通常の植え替え・植え付けと同じです。
穴を掘り、そこにポットを埋めて、その中に用土を詰めます。ポットの底には穴が空いていますので、水は抜けていきます。
ツルを地面に這わせます。そのツルは「今年出た新しいツル」です。二月に取り木をする場合は、去年のびたツルで取り木します。ツルの節から発根しますので、その節がポットの土のところに来るようにします。
針金をU字に曲げて、土に挿し、ツルの節が動かないようにします。ツルの節が土に触れていることで発根するので、節が浮いていると発根しません。折れない程度にしっかりと固定してください。
後は水やりをしっかりとやって普通に管理していると、二ヶ月か三ヶ月で発根します。挿し木よりかなり発根が遅いです。挿し木は発根剤を使ってますからね。発根したからといってもまだ早いです。すぐに本体から切り離してしまうと、根が十分ではないために枯れてしまいます。根が十分に揃うまで…翌年の2月まではそのままにして、掘り返して植え替えをするのは2月にします。
翌年の2月になったら、ポットを掘り出して植え替えをします。庭に植えるにせよ、鉢植えにせよ、後は通常の植え替え・植え付けと同じです。
種子から育てることもできますが、性質が安定せず、また発芽するまで1年。発芽して株が育って花が咲くまで3年か4年にかかり、また幼い苗の時は弱いものですから、種子から育てるのは一般的ではありません。苗木から育てるのが楽で確実です。
種子が熟すとヒョロっと出ている部分がタンポポの綿毛のようになる。すると種子が一粒づつがバラバラになるので、そうなってから収穫する。
種子が熟すとヒョロっと出ている部分がタンポポの綿毛のようになる。すると種子が一粒づつがバラバラになるので、そうなってから収穫する。
管理場所・日当たり
クレマチスは日当たりを好みます。午前中だけ日が当たるような場所を半日陰と言いますが、半日陰でも花は咲きます。ただし日照時間が短いとどうしても株の生育が鈍くなるし、花数も少なくなります。できれば一日中、日が当たる場所で管理します。●株元は日陰になっていて、枝には日が当たる場所でも可。
●日当たりがよいと株が健康になり、ウドンコ病などが発生しても、そこそこの被害で済みます。健康が大事です。
●日当たりがよいと株が健康になり、ウドンコ病などが発生しても、そこそこの被害で済みます。健康が大事です。
夏の管理
真夏の直射日光には若干弱いですが、水切れさえしないなら枯れるまではいきません。大丈夫です。鉢植えならば真夏は半日陰が適しています。ただし、高山性で暑さに弱い品種は夏に枯れる。高山性のものは用土は山野草の土にして、夏は半日陰か日陰で管理しましょう。鉢植えが真夏の直射日光を嫌うのは鉢植えの側面に日光が当たって、水が沸騰し、根を傷めます。鉢植えでも鉢の部分に日光が直接当たらないようにすれば…寒冷紗やヨシズなどで株元だけ日除けすれば問題ありません。
高温多湿が続くと、枯れなくてもダメージがあり、奇形の花が増える(花が小さい・香りがない・奇形・樹勢が鈍くなるなど)。
冬の管理
冬もマイナス10度までは大丈夫。寒冷地以外の地域の戸外で越冬し生育します。クレマチスは冬の間、地上部が枯れる新枝咲きと、ツルだけ残る旧枝咲き・新旧枝咲きとあります。地上部が枯れる新枝咲きタイプは春に株元から新芽が出てきます。●常緑クレマチスというのもあります。冬も葉っぱが落ちません。常緑クレマチスは大抵、寒さに弱いので、室内に取り込みましょう。
クレマチスは冬に地上部が枯れるものとツルだけが残るものがあるのですが、どちらも落葉して見た目が枯れ木で区別がつきません。あと、植えたクレマチスが何枝咲きなのか分からなくなることが非常に多いです。できればタグをつけて品種がわかるようにしておきましょう。
枯れているのか、生きているのかは、枝を切ってみて、芯が「緑」で「生」かどうか確認すればわかります。枯れているなら、芯まで茶色く枯れています。枝先が枯れていても、根元に近づけば生きているかもしれないので、チェックしてみましょう。
枯れているのか、生きているのかは、枝を切ってみて、芯が「緑」で「生」かどうか確認すればわかります。枯れているなら、芯まで茶色く枯れています。枝先が枯れていても、根元に近づけば生きているかもしれないので、チェックしてみましょう。
●幼い苗は真冬の凍結に若干弱く、凍結すると根を傷めます。表面的には変化が無くても、春以降の生育が鈍くなります。ただ、枯れることはないので、気にしない方がいいかも。
剪定
新枝咲き・旧枝咲き・新旧枝咲きと咲き方で種類があり、それぞれに剪定の方法が違います。あなたが育てているクレマチスがどの咲き方なのかは、品種で違いますので、調べてみてください。
詳細は以下のページを参考にしてください。
剪定が単純でいい!と思うでしょうが、冬にほぼ丸坊主にするということは、この剪定した枝を毎年、処分しないといけないってことです。あの針金のように硬い枝をフェンスやネットから外して捨てる…かなりの重労働だと思ってください。
病害虫
立ち枯れ病、アザミウマ(スリップス)、ハダニ、アブラムシ、ウドンコ病、エカキムシ、ナメクジなど。詳細は以下のページを参考に。
●メダカや金魚を飼っていて、魚毒性の薬剤を散布するときは、睡蓮鉢などに蓋をすれば大体大丈夫。蓋ではなくビニールなどでもいい。数時間ほど蓋をするくらいではメダカは窒息しない。
●貴生花…花の中にツボミができる奇形の症状。肥料が多すぎると発生する。
●台風などで塩害が起きるとよく枯れる。
●細かいことを言うならば冬の落葉時期に石灰硫黄合剤を筆で塗るか散布するといい。
●貴生花…花の中にツボミができる奇形の症状。肥料が多すぎると発生する。
●台風などで塩害が起きるとよく枯れる。
●細かいことを言うならば冬の落葉時期に石灰硫黄合剤を筆で塗るか散布するといい。
特徴・由来・伝承
日本でも自生する「テッセン」はクレマチスの一種で、クレマチス=テッセンではありませんが、日本にはクレマチス全体を指す傾向があります。原種は300あまり。大輪系は日本と中国が原産がほとんど。一部に木立ちもありますが、ツル性がほとんど。パテンス系・モンタナ系以外はほぼ四季咲き。四季咲きは剪定をすれば2度3度と開花します。品種によって葉っぱの形が違う。花の後、綿毛のような白い不思議な種子を作る。この種子もとても繊細でキレイなので、是非楽しんで欲しいです。
●切り花にすると茎の細い種は長持ちしない。そもそもキンポウゲ科が切り花にすると水があがりにくい。そこで水揚げと湯揚げをすると長持ちする。水中で切り口をハサミではなくカッターやナイフで斜めに切って、その切り口を熱湯(80度以上)に30秒つけてから深い水につけるといいです。
●花が落ちる前にまとめて切り花にするといい。大風・大雨の前に採取するといいです。
●一年生の苗の一年目は花を咲かせず、株を充実させた方が良い。八重咲きは開花による株の消耗が大きいので幼い苗のうちはツルを伸ばさせる。
●同じ品種でも個体差があるのか、株を買い直すと「色合いがなんか違う」ってことはよくある。気に入った株があった場合は挿木で株を増やして保険をかけておこう。
●クレマチス展などイベントがあって新しい品種に興味があったら行ったらいいです。大人買いして置き場所がなくなる。処分する勇気を持とう。
●冬の誘引は辛い。愛がないとできない。
●根詰まりして肥料が切れると下葉から黄色く変色してくる。鉢増しした上で肥料をやる。
●庭植えのときに2節ほど土中になるように植えると深さ30cmほど深植えになることもある。
●根はそこまで神経質にならなくてもいい!ともされる。直根性で移植が苦手だが、多少苦手なだけで「一切土を落としてはいけない」ってほどじゃない。鉢の大きさが限界になって「鉢増しは無理だ!」ってなったら、古い土を完全に落として根を洗って、新しい土で植え替える人もいて、それでうまくいく。ただしすべての品種・株で成功するわけではないので挿木で保険をかけておくのは必須。
●八重咲きは散った花びらが面倒かも。
●ベランダ栽培には半ツル性や木立性がよい。もしくは毎年更新できる新枝咲き。
●園芸店・ホームセンターに母の日・父の日の後に見切り品がよく出る。
●クレマチスは直根性で下へと伸びていくので、鉢は深いものを。ロング鉢かスリット鉢がこのましい。
●春に一番花が咲いて、剪定して二番花が咲くが、二番花が咲く頃には気温が高くて株が弱っていたり、そもそも二番花が一番花より小さめだったり色合いが薄いというか鮮やかさが鈍いものです。全然色合いが違うことがある。
●折れたところにテープをくっつけて覆うと1ヶ月ほどでコブができて治る。千切れていたら勿論ダメ。
●日照不足ならペンタガーデンを。
●花が落ちる前にまとめて切り花にするといい。大風・大雨の前に採取するといいです。
●一年生の苗の一年目は花を咲かせず、株を充実させた方が良い。八重咲きは開花による株の消耗が大きいので幼い苗のうちはツルを伸ばさせる。
●同じ品種でも個体差があるのか、株を買い直すと「色合いがなんか違う」ってことはよくある。気に入った株があった場合は挿木で株を増やして保険をかけておこう。
●クレマチス展などイベントがあって新しい品種に興味があったら行ったらいいです。大人買いして置き場所がなくなる。処分する勇気を持とう。
●冬の誘引は辛い。愛がないとできない。
●根詰まりして肥料が切れると下葉から黄色く変色してくる。鉢増しした上で肥料をやる。
●庭植えのときに2節ほど土中になるように植えると深さ30cmほど深植えになることもある。
●根はそこまで神経質にならなくてもいい!ともされる。直根性で移植が苦手だが、多少苦手なだけで「一切土を落としてはいけない」ってほどじゃない。鉢の大きさが限界になって「鉢増しは無理だ!」ってなったら、古い土を完全に落として根を洗って、新しい土で植え替える人もいて、それでうまくいく。ただしすべての品種・株で成功するわけではないので挿木で保険をかけておくのは必須。
●八重咲きは散った花びらが面倒かも。
●ベランダ栽培には半ツル性や木立性がよい。もしくは毎年更新できる新枝咲き。
●園芸店・ホームセンターに母の日・父の日の後に見切り品がよく出る。
●クレマチスは直根性で下へと伸びていくので、鉢は深いものを。ロング鉢かスリット鉢がこのましい。
●春に一番花が咲いて、剪定して二番花が咲くが、二番花が咲く頃には気温が高くて株が弱っていたり、そもそも二番花が一番花より小さめだったり色合いが薄いというか鮮やかさが鈍いものです。全然色合いが違うことがある。
●折れたところにテープをくっつけて覆うと1ヶ月ほどでコブができて治る。千切れていたら勿論ダメ。
●日照不足ならペンタガーデンを。
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