トサミズキ(土佐水木)

科名 | マンサク科 |
属名 | トサミズキ属 |
学名 | Corylopsis spicata |
別名 | 土佐水木 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
トサミズキ(土佐水木)とは?

樹高は4m-5mまで生育することがあります。大きさでいうとヒュウガミズキ(トサミズキ属)の方が一般家庭には適しています。
春(3月)になると花が咲きます。花だけが出て、花が終わると新芽が出てきます。葉っぱにはシワが寄り、卵形でかわいいです。茶花(=生け花の材料)としては雰囲気がありますが、庭木としては物足りないと思うかもしれない。
水やり
庭植えの水やり

トサミズキは比較的乾燥に強いですが、強い乾燥に会うとさすがに枯れたり生育不良を起こします。夏の日照りが続いたり、西日が当たるなら、水をやってください。
鉢植えの水やり

肥料
肥料は二月に寒肥として堆肥と鶏糞と油粕を混ぜたものを周囲の土に混ぜ込みます。寒肥があったほうが生育が良いですが、なかったからといって枯れるということもありません。花つきに問題が無いのであれば、やらなくてもOK。寒肥とは別に開花後の5月か9月に油粕と骨粉をまぜたものをお礼肥として周囲に撒きます。これは翌年の花芽のための肥料です。
植え付け・植えかえ
時期
落葉時期(1月〜2月)に植え付け・植え替えをします。葉っぱがある時期に植え替えをすると枯れることがあります。鉢植えの植え替えも2月か3月の花が咲く前の落葉時期に行います。トサミズキは根が好く張ります。根詰まりを起こしますので、鉢植えの場合は毎年植え替えをすることになります。可能であれば庭植えにしましょう。
用土

鉢植え

庭植え

管理場所・日当たり

寒さには若干弱い。関東では大丈夫だが、東北・北海道では庭植えすると枯れるので、鉢植えにして管理する。それ以外の地域では戸外で越冬します。
花は摘まない
花がしぼんでも、花は摘まないでください。花の根元から新芽(葉の若布)が出てきます。しぼんだからと花を摘んでしまうとこの新芽まで無くなってしまいます。剪定
トサミズキは自然樹形を楽しむもので、放置していても乱れることは少ないです。剪定しても新芽が吹きやすいが、枝がたくさん出るタイプではないので、剪定は控えましょう。ただ大きくなりますし、一般家庭で育てるには、放置していると邪魔になりますので、大きくなりすぎたら、適宜剪定をします。花芽形成は夏なので、トサミズキの剪定は開花後の5月から6月が理想。この時期ならば翌年の花を減らすことなく剪定が出来る。もしくは2月前後。この時期の剪定は3月の花を減らすことになりますが、落葉していて剪定はしやすい。
病気・害虫
病害虫はあまり見られないが、あまりに枝が密生して風通しが悪いと、ウドンコ病が発生することがあります。枝を間引いて予防し、発生したら殺菌剤を散布しましょう。特徴・由来・伝承

新芽が赤い。
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