カレープラント(イモーテル、エバーラスティング)

科名 | キク科 |
属名 | ムギワラギク属 |
学名 | Helichrysum italicum |
別名 | イモーテル、エバーラスティング |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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カレープラントとは?


夏に花が咲きます。花も綺麗でポプリにしたりドライフラワーにするとほとんど開花時と変わらない状態を長く楽しめます。しかしカレープラントの魅力は葉。銀色の葉っぱが素敵です。
草丈は低い。高くても60cm。草丈が低く、ひょろひょろしているが、「木」で、幹は固い。シルバーリーフとしてもよい。香りに関しては好きな人もいれば嫌な人もいる。
草丈60cm
水やり

肥料

春と秋に一ヶ月に一回か二ヶ月に一回程度の固形肥料をやるか、二週間に一回程度液体肥料をやります。固形肥料は化成肥料か油粕を。
植え付け・植えかえ
植え替え時期は春(4月〜6月)か秋(9月〜10月)。霜が降りる地域では鉢植えが無難。詳細は管理場所の項を参照。用土

鉢植えなら市販の一般的な培養土でもOK。もしくはこれに赤玉土か川砂かパーライトを1割ほど足して水はけをよくしたものを使う。もしくはハーブ用の土で植えます。とにかく水はけをよく。
鉢植え

新しい鉢は現在の鉢よりひとまわり大きなものを用意し、鉢の底の穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を3cm〜4cm入れて、その上に土と株を入れて隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
庭植え

カレープラントは移植が苦手なので、庭植えした場合は植え替えは難しいので、植える場所をよく考えてください。
挿木
茎を切って土に挿していると発根します。難しくありません。挿し木する時期は春か秋です。剪定したものでもいいです。管理場所・日当たり
日当たりで管理します。日当たりが悪いと、花付が悪くなります。半日陰では葉っぱが黄色くなって枯れこんできます。それでも真夏の直射日光を浴びると弱ります。直射というよりは高温多湿が苦手です。鉢植えの場合は、半日陰の場所に移動させてあげましょう。越冬
寒さには強い方でマイナス5度まで耐えます。でも、霜に当たると枯れます。霜にあたると枯れるのにマイナス5度まで大丈夫――というと、矛盾していると思いますが、寒さには強いが、霜にあたると細胞壁が破壊されるということ。つまり、霜に当たらなければ気温がマイナス5度まで耐えるということです。軒下など霜の当たらない場所で管理すれば、霜が降りる地域でも戸外で越冬できます。●霜が降りる場所に地植えしたなら、防寒に寒冷紗などを。
●関東ならベランダで越冬。
●関東ならベランダで越冬。
収穫?

花が咲いたら、摘んで、束にして風通しのよい日陰で干していると、開花している時とほとんど同じ状態でドライフラワーになります。ただし、花が咲くと株がエネルギーを花にそそいで株の力が弱ってしまいますので、株を弱らせたくない場合は、蕾が出たな、と思ったら早めに摘んでしまいましょう。
切り戻し

夏の高温多湿に弱く、日本の梅雨と夏はカレープラントにとっては鬼門。ここで枯らすことが多いです。予防策としては梅雨前に一旦、半分かそれ以上(全体の三分の一)に刈り込み、葉っぱや枝をさばいて風通しを良くします。理想は年間を通してちょくちょく切り戻しをして、梅雨前にバサーっと切り戻す感じです。
特徴・由来・伝承

カレーの匂いがすぐが、普通は食用にはされない。花はカサカサしている。すでに乾燥しているので、そのままドライフラワーにするとほとんど見た目の変化は無い。
別名のイモーテル、エバーラスティングは、どちらも永遠という意味。
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