ピエールドロンサールの育て方

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ピエールドロンサールの基礎データ
ピエールドロンサール
科名バラ科
属名バラ属
学名Rosa Meiviolin Pierre de Ronsard
別名エデンローズ88、ピエール・ド・ロンサール
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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ピエール・ド・ロンサールとは?

ピエール・ド・ロンサールは初心者向けツルバラ病気に強く、開花しやすい。剪定に強く、小さく刈り込んでも花が咲く。花びらが多くゴージャスで、育てやすく非常に人気の品種。一季咲きですが、株が大きくなると何回か咲くことがある。

バラにハマる人が最初に買うと、ドップリ浸かって抜け出せなくなる品種。ホームセンターなどでも苗を良く見かけます。

ツルバラですから、育て方はツルバラと同じです。

水やり

地植えならば乾燥したら水をやります。庭植えでも水やりをします。特に開花時期は水が切れると花が傷むのでしっかりと水やりをしましょう。

鉢植えならば土が乾いていたら水をしっかりとやります。真夏は乾燥するので、朝と夕方の二回水をやってください。冬は水やりを控えますが、断水はしません。同じように土が乾いてから水やりをしましょう。

花に水を掛けると花が汚くなって腐ってしまいます。腐るとそこから病気になりますから、花に水を掛けないほうがいいです。

肥料

2月3月の寒い時期に寒肥料として緩効性肥料をやります。花が終わった時期に有機肥料、秋にまた有機肥料をやります。

バラは肥料食いですが、肥料が根に直接当たると「肥料焼け」します。根に当たらないように株の根本から40cm〜50cmほど離れたところに深さ5cm〜10cmの溝を掘って、肥料を埋めます。また、肥料が多いことで病気になったり、開花が鈍くなることもあります。肥料に書いてある容量・用法を守れば問題ありません。

植え付け・植えかえ

時期

植え替え・植え付けは落葉時期に。

用土

用土は市販している培養土か、バラ専用土がありますので、これを利用します。バラは肥料食いなので普通のバラ用ではない培養土を使う場合は肥料を追加しておきます。

植え付けについて

鉢植えでも4m以上に成長する。地植えが好ましいが、鉢植えでも十分立派に成長する。

鉢植えも地植えもバラの苗の植え付け・植え替え手順を参考にしてください。
●ピエールドロンサールは花が下向きに開花する。なので目線より下で咲いても綺麗に見えない。出来るだけ高くに誘引するととても綺麗。アーチにして下から見るか、高いフェンスに誘因するといいです。

すぐには咲かない

ピエールドロンサールは株が若いと咲きづらいです。植え付けて2年か3年後によく咲くようになりますが、それまでは葉っぱが茂るばかりということもあります。気長に待ちましょう。

管理場所・日当たり

日当たりが基本。半日陰の場所でも花は楽しめますが、出来るだけ日当たりで育てましょう。

誘引

夏のシュートを冬に誘引

夏にシュッとした勢いのある枝が生えてきます。これがシュートです。そのときは花が咲きませんが、これが翌年の花が咲く枝になります。このシュートをフェンスや支柱に仮止めしておいて、落葉する冬にこのシュートを春に咲かせたい方向へと誘引します。
●冬に誘引するのですが、硬いです。
●ツルバラは短く切ると花が咲かないのが普通ですがシュートを短く切っても花が咲きます。これがピエール・ド・ロンサールの強みです。
●前年に花が咲いた枝には次年には花が咲かない。
●ピエールドロンサールは接木していることがあります。接木している場合、土の中から出てくるシュートは、ピエール・ド・ロンサールではありません。接木の元株のバラです。このシュートは切ってしまいます。もしも、徐々に植えた覚えのないバラが咲いて来たら、これが原因です。

病害虫

ツルバラのピエール・ド・ロンサールも病気が発生します。虫に関してはオルトラン。虫が沸いたら即殺虫剤。病気に関しては対応する殺菌・消毒を。

ピエール・ド・ロンサールは長く生育し、幹が太くなるためテッポウムシカミキリムシ)が発生しやすいです。幹に穴が空き、オガクズのようなものが落ちていたらテッポウムシがいます。薬剤を注入して駆除します。

特徴・由来・伝承

2006年に世界バラ連合の「バラの殿堂入り」した。少し香りがある。ランプラーローズ(ツルバラの一群)の代表的な品種。遅咲きだが、よく開花する。バラの割に病気に強い。
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ピエールドロンサールのカテゴリ・タグ
品種 バラ
バラ科
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