シロモジの基礎データ
科名 | クスノキ科 |
属名 | クロモジ属 |
学名 | Lindera triloba |
別名 | 白文字、アカヂシャ |
耐寒 | マイナス15度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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シロモジの特徴は?
シロモジはクスノキ科の日本の中部以西・四国・九州に自生する落葉低木。放置で環境が良いと樹高は6mになる。春に新葉より先に花が咲きます。秋に実が成り、実を食べに小鳥が寄ってきます。秋には黄色く紅葉し、冬は落葉します。一年で20cmほどの成長と、樹木としては成長が遅い方で、管理は楽です。自然樹形の立ち姿が良く、手間のかからない初心者向けのシンボルツリーとして徐々に注目されています。
樹高6m…庭植えにすると2m〜5mになる。
樹高6m…庭植えにすると2m〜5mになる。
水やり
庭植えにした場合は、一旦根付いてしまえば、降雨だけで十分です。夏の日照りのときは、水をやりますが、あとは放置です。
植え付けて1ヶ月か2ヶ月は、根が広がり切ってないので、水切れを起こします。庭植えでも水やりをしてください。
肥料
シロモジは肥沃な土を好みます。寒肥として冬(1月〜3月)に油粕・腐葉土・堆肥を株の周囲(根の外)に、根が当たらないように穴を掘って混ぜ込みます。根に直接肥料が当たると肥料焼けします。
あとは8月から9月に油粕と化成肥料を2握りほど根元に撒きます。
あとは8月から9月に油粕と化成肥料を2握りほど根元に撒きます。
植え付け・植えかえ
時期
落葉時期の11月〜3月に植え付けをします。新芽が出て以降は植え替えしても枯れやすいです。
用土
庭植え
深さ50cm〜60cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量を入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
株の麻布はそのままで植えていいです。分解されてなくなります。ビニールや針金が巻いてある場合は、分解されないので取り除いてください。
株の麻布はそのままで植えていいです。分解されてなくなります。ビニールや針金が巻いてある場合は、分解されないので取り除いてください。
できれば水極めをするといいです。余った土で土手を作り、内部に水をためて、水がなくなるまで放置しておきます。水が引いたら、土手を崩してならして完成です。
管理場所・日当たり
栽培地域
自生地は中部より西とされますが、東北から九州で栽培可能です。北海道は南部なら庭植えが可能。寒さ・暑さに強く、乾燥にも強く、病害虫にも強い。
日当たりを好む
日当たりがいい方が花・実・葉と紅葉が楽しめますが、半日陰や一日3時間程度の日照でも生育します。
剪定
落葉時期の2月か、開花後で花芽ができる前の6月〜7月に剪定をします。毎年20cmくらいしか生育せず、毎年する必要はないです。シロモジは自然樹形で綺麗なので、樹形が乱れたり、密生したら、枝を落とす程度にします。
病気・害虫
ハダニ
ハダニは乾燥する高温時期に発生する小さな虫で、汁を吸って木を弱らせます。ハダニで枯れることはないですが、排泄物にカビが生えるスス病を併発させ、美観を損ねます。葉っぱの裏に潜んでいるので、葉っぱの裏に水をかけると発生を予防できます。
カイガラムシ
カイガラムシは蝋に覆われた虫で、内部で汁を吸っています。排泄物にスス病が発生するので、早めに対応したい。少量であれば歯ブラシで落とし、大量なら定期的に薬剤を散布して駆除します。薬剤や性質については以下のページを参考にしてください。
スス病
植物の汁を吸った虫の排泄物には糖分が残っていて、これに発生する黒いカビがスス病です。スス病は洗っても、こすっても取れず、スス病で枯れることはないんですが、著しく美観を損ねます。予防法は上記の虫を早めに駆除することです。
ハダニは乾燥する高温時期に発生する小さな虫で、汁を吸って木を弱らせます。ハダニで枯れることはないですが、排泄物にカビが生えるスス病を併発させ、美観を損ねます。葉っぱの裏に潜んでいるので、葉っぱの裏に水をかけると発生を予防できます。
カイガラムシ
カイガラムシは蝋に覆われた虫で、内部で汁を吸っています。排泄物にスス病が発生するので、早めに対応したい。少量であれば歯ブラシで落とし、大量なら定期的に薬剤を散布して駆除します。薬剤や性質については以下のページを参考にしてください。
スス病
植物の汁を吸った虫の排泄物には糖分が残っていて、これに発生する黒いカビがスス病です。スス病は洗っても、こすっても取れず、スス病で枯れることはないんですが、著しく美観を損ねます。予防法は上記の虫を早めに駆除することです。
特徴・由来・伝承
アジアの比較的山の低いところに生育する木。クロモジの仲間で、枝がクロモジに比べると黒くない…とされますが明確な差はあまりないです。クロモジは高級爪楊枝の素材として使われるほどに、とても良い香りのすることで有名ですが、シロモジも若干似た香りがします。
クロモジの葉っぱとちょっと違い、大きなカエルの手にようになっています。形はダンコウバイと似ていますが、葉はシロモジの方が小さく、切れ込みが深いです。
クロモジの葉っぱとちょっと違い、大きなカエルの手にようになっています。形はダンコウバイと似ていますが、葉はシロモジの方が小さく、切れ込みが深いです。
最後に…
成長が遅めで、管理が楽で、季節感もあり、シンボルツリーとしても人気が出ています。シロモジをシンボルツリーとして考えている方は、その他のシンボルツリー候補をまとめたページがあるので、そちらも参考にしてください。
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