テデトールの効果と利用上の注意点

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テデトールとは?

テデトールとは害虫を手作業で取り除くこと。

害虫が発生すると、農薬で殺すか? 捕殺(=テデトール)するか?という二者選択を迫られます。室内であれば農薬を撒きたくないし、植物が野菜やハーブなど口にするものであれば農薬は使いたくない、だったら、どうする、手で取るしかない!ということで、「しょうがないからテデトールで」という書き込みをよく見かけます。もちろん、害虫の中には毒がある虫や、トゲや針があったり噛んできたりする虫もいて、安易に触れてはいけません。カタツムリ・ナメクジも直接触れたその時点での危険はあまりないが、寄生虫や病原菌がいる可能性があるので、もし直に触ったらよく手を洗いましょう。

テデトールする勇気が無いときや、直接触ると危険な虫は、100円均一でトングを買ってきて利用したり、割りばしやピンセットでつまんでポイする(何でつまむと掴みやすいかは虫の大きさ次第)。トングはシリコン付きだと感触が伝わりにくいです。

つまみにくい小さな虫の場合は、粘着テープなどでくっつけてしまう手もあります。
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ピンセットの商品画像
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虫によってはいったん地面に落としてから処分するほうが楽な場合もあります(カミキリムシ・コガネムシなど)。虫を単に地面に落としただけで生きたまま放置するのは虫退治にはなっていない。その後這いあがってきたり飛んで戻ってきたりして元通りになってしまう。ちゃんと踏み潰せば、あとは蟻(あり)が処分してくれます。

地面に落とした後フミツケール(フミツブース)したり、新聞紙を敷いた地面に落とし、新聞紙を丸めてしっかりテープなどで封じ込めてゴミ出しするという手法は十分有用。

テデトール・フミツケール(フミツブース)が平気になったら、ある意味でガーデニング上級者。ただし、これは害虫の捕殺が平気になったらという意味であり、どんな虫でも安易に触って始末できるようになったらという意味ではないですよ。上記注意の通り、むやみに触れないほうがよい場合もあるので、きちんと虫の種類ごとに適した対応策を知り、安全に触れる虫の範囲で触り、危険な虫には適した道具や手法を使い使い分けられるのが真の上級者

農薬が基本ですから

虫の繁殖力がそうでもない、まだ虫の数が少ないなどなど、テデトールで対応できる場合もままあります。でも、株の数が多かったり、テデトールの能力以上に虫の繁殖力がある場合もあります。この場合は素直に農薬を使ったほうが結局はメリットが多いです。繁殖力がテデトールよりもはるかに多い場合は、被害を受ける植物がどんどんと増えていくばかりで、ガーデニングのモチベーションが下がりっぱなしです。

最後に

大事なのは虫の種類に応じて対応法を変えること。必要であれば農薬・薬剤をうまく利用して手間を減らすのが賢明です。そのためにはまずは敵(害虫)を知るのが先決。

以下のページで虫の確認をしてみてください。

それではまた。
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