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新枝咲きとは

新枝咲きクレマチスは俗にいう「四季咲きクレマチス」のことを指していることがあります。四季咲きは旧枝咲き・新旧枝咲きでもある性質なんですが、新枝咲きは切り戻し(剪定)をすれば、脇枝が出て花が咲きますから、簡単に長期間花が咲くことから「新枝咲き=四季咲き」という意味で書いている記事や本もあります。
系統に関する詳細は以下のページを参考にしてください。
新枝咲きクレマチスの冬の剪定
冬はバッサリいく
新枝咲きは、春以降に生えた枝に花が咲くタイプで、冬に地表から芽のある節を残すようにバッサリと剪定してしまいます。ほぼ丸坊主ですね。春に地表にちょこっと枝が出ているだけの苗が出ているのはコレです。
どの節を切るか?で悩む必要なし

新枝咲きクレマチスの夏の剪定
新枝咲きクレマチスの場合、「新しい枝」にしか花が咲かないです。新枝咲きクレマチスは生育しつつ花を咲かせるもので、春以降の開花を長く楽しむことが可能で、四季咲きクレマチスと呼ばれることもあります。ところが、そのまま剪定せずに生育していくと、枝咲きの花は小さくなり、開花が鈍くなります。そのままにしていると、樹形が乱れ、花もなんだか色合いも悪く、みっともない。植物は根の量と地上部がリンクしていて、地上部の枝葉の増え方に対して、根が追いついていないためです。
そこで春の開花がひと段落したところで、またバッサリと剪定して、根の負担を減らし、「二番花」「三番花」をしっかりと咲かせ、長く楽しむことができます。
半分ほど切り戻すか、また冬剪定と同じように、バッサリと株元から二節ほど残して切ってしまいます。こうやって新しい枝を出させることで、秋まで何度も開花させることができます。半分ほど切り戻すのが一般的ですが、ネットに絡みついて、大変な場合は、根元からバッサリといったほうが楽です。
夏の剪定時期
問題は剪定するタイミングです。花が一段落する三月から六月あたりに一回剪定します。その後の2回目の剪定は様子を見て判断しましょう。花が樹形が乱れる前に剪定しますが、株の年数や環境によって決まった時期はありません。花が一段落したら…といっても、「どこが一段落なのか?」はなんとも言えませんが、毎日見てて「最盛期が終わったな」と思った頃なので、毎日チェックしておきましょう。剪定してから一ヶ月半から二ヶ月後にまた開花します。
夏の剪定①丸坊主パターン…冬のように切り戻す
冬の剪定と同じように、ほぼ根本から2節ほど残してバッサリと切り戻します。冬の剪定と同じで剪定する位置で悩むことはありません。冬と同じように地中からも枝が出てきます。クレマチスをネットに絡ませている場合だと、根本からバッサリいって、ネットごと廃棄すると楽です(ネットが勿体無いかもしれなけど)。
このパターンだと、株がほぼ丸坊主。春に他の植物が開花している時期に、庭にもポッカリと穴が空きます。見た目がよろしくないってのもありまして、この方法を嫌がる人も多いです。
ちなみにクレマチスは繁殖力が強い植物ですから、これで傷んだりはしません。
夏の剪定②半分ほど切り戻す剪定パターン

この剪定は一気にではなくその都度やっても別にかまいませんので、庭に穴が空かないで済みます。
最後に…
他の剪定についてはを参考にしてください。
また普段の管理は
を参考にしてください。