青い花
このページでは、まぁ一般的に見て、「青い花」というものを集めました。以下にあげていなくても青い花はありますが、代表的なものと考えてください。ところで、太古の昔、植物は花を咲かせていませんでした。受粉のために昆虫を利用するようになると、「花」と見分けがつくように、葉から葉緑素を抜いた「黄色い花」が生まれます。
今度はさらに色を抜いた「白い花」が生まれます。これは夜に飛ぶ虫のための花です。夜に開花する植物は白が多いのですね。そして、鳥に見やすいように、赤い花が生まれます。赤い花は鳥向けに花が大きく、蜜が多い傾向があります。その次に生まれたのが紫、紫から赤みを抜いた青と言われています。なので、青は少ないのです。あくまで比較的ですよ。
ブルーデージー

ヒヤシンス

シラー

ニゲラ

ワスレナグサ

ロベリア

ネモフィラ

ブラキカム

デルフィニューム

ブルースター

キャットミント

エンゴサク

ヤグルマギク

プルンバーゴ

アメリカンブルー

セイヨウニンジンボク

ルリタマアザミ

オオボウシバナ

ディコリサンドラ(ブルージンジャー)

バンダ

ブルーローズとは?青は希少です
ブルーローズと言う言葉は英語で「奇跡」とは「有り得ないこと」という意味をあらわしています。つまり、「青」は珍しい色、ってことです。花屋さんをやっていましたから、わかりますが、「青い花」というのがそもそも少ないのです。その上、「え?これが青?」ということもあります。サントリーが開発した遺伝子操作の結果の「青いバラ」が登場するまでは「青いバラ」とはお世辞にも「青」には程遠く、せいぜい「薄い紫」といったもの。しかも、茎は細く、か弱いものでした。青い色素をつくるための遺伝子があると、生育障害が出るとかなんとか、理由はあるらしいのですが、その詳細は専門サイトに譲ります。
ラン類にも「青」の色素が無いですので、青いランと品種の説明にあっても、実際に見てみると青と言うよりは紫がかったピンク程度ということはよくあります。
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