庭土はどのくらいの深さまで掘るか

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庭土はどこまで掘るか?

庭に木を植えるとなると、どこまで掘り返す必要があるか? という問題が発生します。10mの樹高で150cm地下まで根が伸びるので理想としてはそこまで掘り返すべきですが、そもそも樹高10mは庭木としては大きすぎで、そんなになっては困りますし、

地下150cmまで掘るとなると工事業者にお願いしないと難しいです。そこで大抵は苗木の根の部分の二倍くらいの深さの穴を掘り、植え付けをします。
●一般的な草植物であれば、あまり根が深くまで伸びないので深さ20cmほど掘り返せばいいです。直根性であれば…植物によりますが30cm以上掘り返したいです。
●直根性とは、太い根が一本ある植物で、この根が地中深くまで伸びて、水を吸い上げるので比較的乾燥に強いとされます。ちなみに、この太い根を傷つけると生育不良を起こして枯れてしまいます。

深く植えすぎない

根は深く根を張るだけでなく、横へも広がっていきます。意外なことに根は呼吸をしています。あまり深く植えてしまうと呼吸が出来ずに生育不良を起こしたり、変な根の張り方をして、弱る原因になります。

例えば、ツツジブルーベリーなどは地表近くに根を張り、そこで空気を取り込んでいます。ツツジやブルーベリーは深植えすると窒息して枯れてしまいます。その代わり、ブルーベリーは深く根を張らないので、庭植えでも鉢植えでも収穫量があまり変わらないというメリットがあります。

庭土を掘り返して、堆肥を混ぜる

大体の庭植えの方法
根の部分の二倍になるような穴を掘って、その土に堆肥を混ぜて、苗木を植えます。麻布で巻いてある場合は、そのままで、ビニールテープが巻いてあったら、切って外しておきます。

粘土質に注意

粘土質の層は水を含んでいます。ここには植物が植えられません。地表に見える場合は、「あぁ、粘土質だから鉢植えにするしかないな」とあきらめもつくのですが、表面上は普通の土で植えられるのに、何十cmか下には粘土質があって、根が深くなる庭木を植えると粘土質にぶち当たって、そこから根腐れを起こすことがあります。何回庭木を植えても、ある程度成長すると原因不明で枯れてしまう人は、コレかもしれません。

草は根が浅いので、粘土質の層の深さにもよりますが問題ありません。
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