かんざし姫(ヘリクリサムカッシニアナム)

科名 | キク科 |
属名 | ヘリクリサム属 |
学名 | Helichrysum cassinianum |
別名 | ヘリクリサムカッシニアナム |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
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開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |

目次
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かんざし姫の特徴は?

細く伸びた茎の先に小さな花がこんもりと咲きます。ヘリクリサム属の植物の特徴として、花がカラカラというかカサカサというか、ドライ気味に見えます。乾燥に強いですが、過湿に弱く、寒さにも暑さにもあんまり強くないです。
草丈10cm〜30cm
水やり

水をやりすぎると蒸れて葉っぱが傷んできます。傷んだ葉っぱは腐って病気の元になるので、早めにむしって取ってください。
肥料
開花している間は、薄い液体肥料を2週に一回の頻度であげてください。花ガラを摘んで、肥料をあげて、日光に当てていると次々に開花してくれます。植え付け・植えかえ
3月前後に開花した株が流通するのでこれを栽培・管理します。鉢植えをそのまま管理して、花が終わったら一年草ですから終わりです。デザイン上、鉢植えは地上部に対して小さくなっていて、根が広がりにくくなっていて、植え替えて根を張るスペースを作ると、元気になります(普通はそこまでしない)。秋まきの一年草ですので、植え替えることはありません。
用土

鉢植えの植え替え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
管理場所・日当たり
日光を好み、霜が当たると枯れてしまいます。本来は寒さにはある程度の耐性がありますが、春に流通している開花した株は温室で育てられていて、寒さに耐性がありませんので、室内の日当たりで管理します。冷暖房の風は非常に乾燥していて、冷暖房の風が直撃すると枯れるので、直撃しないようにしてください。直撃しなければいいです。
病気・害虫
病害虫はほとんど見られない。水のやりすぎで、根腐れすることが多いです。特徴・由来・伝承
かんざし姫はタキイ種苗が販売しているヘリクリサムの園芸品種です。いい名前をつけたものです。矮性処理をしているものだと草丈が小さくなりますが、本来は50センチ以上に育つ植物です。寄せ植えにもされますが、乾燥に強く加湿に弱いために、寄せ植えの他の植物が水を好む植物だったら、どちらかが枯れてしまいます。あまり寄せ植えには向いていません。
すでにドライフラワーっぽいのもあって、ドライフラワーにしやすいです。切って花を下にして吊るしておけば簡単にドライフラワーに出来ます。