ミツバツツジ(三葉躑躅)

科名 | ツツジ科 |
属名 | ツツジ属 |
学名 | Rhododendron dilatatum |
別名 | 三葉躑躅 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |

目次
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ミツバツツジとは?

ミツバツツジは根が浅く、強風で倒れることがありますし、乾燥した風が根本を抜けるようだと、水切れが置きやすくなります。
ミツバツツジは酸性土壌に住むツツジ型菌根と共生して空気中の窒素を吸収します。なので中和してしまうと枯れてしまいます。花がほぼ全滅するベニモンアオリンガの対策を早めにしましょう。
樹高2m〜3m
その他のツツジについては以下のページを参考にしてください。
水やり
ミツバツツジは根が浅く、乾燥に弱い植物です。そこで庭植えでも鉢植えでも、年間を通して乾燥しないように水をやります。特に花芽ができる7月8月に水切れしないようにすると、翌年にたくさん開花しやすい。水切れすると開花が鈍くなります。庭植えの水やり
自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、根が浅く、水切れしやすい庭木なので、庭植えでも様子を見て水やりをします。特に夏は水切れするので夏は水やりをするものだと考えておきましょう。鉢植えの水やり
鉢植えであれば、夏は毎日朝か夕方(真昼に水をやると水が沸騰して根が傷む)に水をたっぷりとやります。春・秋・冬は土が乾いていたら水をやるようにします。水切れしやすいのですが、そうはいっても長期間湿っていると根腐れしますので注意してください。肥料
花が終わってから…油粕か化成肥料をやる。開花中はやらない。あとは9月あたりに同様の肥料をやる。開花するためには肥料が必要。肥料がなくても枯れないが、あれだけ咲くには必要。植え付け・植えかえ
時期・頻度
庭植えも鉢植えも植え替え・植え付けは春(3月〜5月)か秋(9月〜10月)にします。ただし開花しているときは植え替え・植え付けはしないでください。鉢植えの植え替えの目安には二年に一回。用土

酸性の土じゃないと枯れる。庭植えする場合に庭土を苦土石灰などで中和しないようにしてください。
庭植え

穴の半分を土で埋め、そこにミツバツツジの苗を置いて土で植え付けをします。このとき深く植えないようにします。幹の根本、根が出ているところが地表スレスレにします。もしくは5cm〜10cmの高植えにします。
ミツバツツジの根は地表浅くに広がります。これは地表の空気を取り入れているためで、この根が土の中、深くに埋められると呼吸が出来ずに根が腐ってしまいます。根の間に土を入れるように割り箸で土をつつきながら水をやって終了です。
鉢植え
新しい鉢を用意し、古い土を三分の一ほど落として、根の負担を減らすために地上部を半分ほど剪定してから新しい土で植え替えをします。鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
管理場所・日当たり

夏

日当たりに庭植えすると、夏の高温時に乾燥で枯れ込んでしまう。高温・直射日光で枯れるんじゃなくて、乾燥に弱いだけ。なので株元を腐葉土やワラでマルチングして乾燥を防いで、水やりをシッカリやれば、真夏の日当たりでも枯れ込まない。
冬
寒さにも強くマイナス25度まで耐えられます。寒さには問題がありません。ただし、霜柱で根が持ち上がると、根を傷めて枯れてしまうことがある。株元はマルチングをして凍結を防ぎましょう。剪定

落とすべき枝と、残す枝は以下のページを参考に。

剪定じゃないが、花の後に実がついたら取り除く。実は無いほうが開花しやすため。花芽ができる時期と種子ができる時期が重なっていて、種子を放置していると花芽ができずらいです。