パパイヤの育て方

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パパイヤ
パパイヤ
科名パパイア科
属名パパイア属
学名Carica papaya
別名パパイア・乳瓜木・万寿瓜
耐寒5度
水やり水を好む
場所冬は室内 夏は外
難易度チャレンジャー
画像の投稿
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開花
種蒔
植え
肥料
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パパイヤとは?

パパイヤは熱帯アメリカ、メキシコ原産の果実が有名なパパイア科の常緑低木。ただし茎が非常に柔らかく、強風で割と簡単に倒れることや、明らかに木質化していない部分があることなどから、「でかいけど草」とする本もあります。

自生地では雑草扱い。種を蒔いているだけでニョキニョキ生えてくるのですが、台風が通ると倒れるので、気温だけ見れば適している沖縄でも、栽培はほどほど。

日本では春に花が咲いて秋に収穫するようになりますが、季節の無い熱帯では年中開花して収穫できます。

雌雄異株で雄株と雌株があり、両方が無いと実はならない。ただ雄花と雄花の両方を付ける「ソロ種」というのもあり、これは一株で実がなります。また、1m以上に大きくならないと収穫は難しい。収穫目的ではなくて観葉植物として流通しています。熱帯性だけあって、高温には強いものの、寒さに弱いです。
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水やり

土が乾いていたら水をしっかりとやります。水をやりすぎると根腐れしますので、土が乾いてから水をやるようにします。でも極端に乾燥しないように、しおれる前に水をやってください。

冬は寒さで活動が止まっているので水やりは控えます。土が乾いて土中の水がほぼなくなってから水やりをします。土壌水分計で計測して水やりすると失敗が減ります。
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肥料

パパイヤは生育が激しく、肥料が切れると弱ってきます。気温が20度以上になる時期は2カ月に1回緩効性固形肥料をやるか、2週間に1回液体肥料をやってください。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

植え付け・植え替えは春の20度以上になる5月前後が適しています。鉢植えは毎年植え替えをします。

種まき・育苗

スーパーで売っているパパイヤの果実の中の種子から発芽させることも可能。観葉として栽培できる矮性種があり、矮性種の種子が流通しているので栽培するなら、この矮性種にしましょう。

種を発芽させるなら、バーミキュライトを入れた苗床の上に置いて、明るい日陰で水をやっていると発芽します。寒さに弱い上に、発芽後は直射日光に弱く、ある程度育つまでは半日陰で育てる必要があります。

市販の苗なら9カ月。種子からなら1年後には収穫可能ですが、日本ではちょっと無理です。

用土

観葉植物の土で植えます。もしくはこれに軽石小粒か川砂を1割〜2割ほど入れて水はけをよくすると根腐れを予防できます。自作する場合は赤玉土7腐葉土か調整済みピートモス3を混ぜたものを使います。

鉢の植え替えの手順

古い鉢から株を取り出し、土を少し落として、同じ大きさの鉢か現在より少し大きな鉢に植え替えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

管理場所・日当たり

パパイヤは日光を好むので、春から秋は戸外でしっかりと日光を当ててあげます。もしくはベランダでもいいです。室内で管理する場合もできるだけ日当たりで管理します。

越冬

パパイヤは13度以下で休眠し、10度以下でダメージを受け始めます。5度までは枯死しませんが、暖地でも戸外での越冬はまず不可能。周年育てるにはビニールハウスが必要です。鉢植えで冬は室内に取り込みます。

病気・害虫

ウドンコ病、アブラムシ、ハダニなどが発生します。株が健康じゃないと発生しやすいので、これらの病害虫が発生したら対処した後でいいので環境・水やり・肥料を見直します。
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