グリーンドラムの基礎データ
科名 | ウリ科 |
属名 | クセロシキオス属 |
学名 | Xerosicyos danguyi |
別名 | 緑の太鼓、クセロシキオス |
耐寒 | 5度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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グリーンドラムの特徴は?
グリーンドラム(緑の太鼓)はマダガスカル乾燥地帯に自生するウリ科クセロキシオス属のつる性低木。葉っぱが肉厚で、乾燥に強い多肉植物。多肉植物なのにツル性の低木という変わりもの。寒さに若干弱いですが、育てるのは難しくありません。鉢を落として、ひっくり返しても、サボテン用土に挿していれば根が出て復活します。
まだ流通量が少なくて可愛いのもあって人気商品となっています。その割には安い方。ハンギングにしたり、通常に鉢植えでも愛らしいです。
丸い肉厚な葉っぱが連なって映える観葉植物。多肉植物に属するので、水をやりすぎると腐って枯れます。
まだ流通量が少なくて可愛いのもあって人気商品となっています。その割には安い方。ハンギングにしたり、通常に鉢植えでも愛らしいです。
丸い肉厚な葉っぱが連なって映える観葉植物。多肉植物に属するので、水をやりすぎると腐って枯れます。
水やり
グリーンドラム(緑の太鼓)は葉っぱが肉厚な多肉植物で、ここに水分を溜めこむので、水をやりすぎると腐ってきます。春から秋までは土の状態を見て濡れているようならば絶対に水をやらないようにし、乾燥気味に管理します。少々の乾燥には強く、枯れるなら水のやりすぎだと考えてください。
水やりはメリハリが大事
あまり水を控えすぎると生育が悪くなります。じゃあどうすればいいのだ!となりますよね。大事なコツは、「やるときはシッカリと、やらないときはやらない」ということ。メリハリをつけて水をやってください。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにやり、土が乾燥するまで水やりはしないでください。
受け皿に溜まった水は捨ててください。水が腐って根腐れの原因となることがあります。
受け皿に溜まった水は捨ててください。水が腐って根腐れの原因となることがあります。
冬の水やり
グリーンドラムは観葉植物としては寒さに強い方ですが、水を控えることで細胞内の水分が減り、濃度が高くなることで更に寒さに強くなります。水やりを控えることで5度くらいまで耐える、と思ってください。
冬はとにかく水を控えます。土が完全に乾いて土が白くなってから数日経って水をやるくらいに控えます。水を控えるのは寒さ対策でもありますが、冬は水の蒸発量・グリーンドラムの水を吸い上げる力も衰えて、春夏のような感覚で水をやると、根腐れするので、その予防もあります。
冬はとにかく水を控えます。土が完全に乾いて土が白くなってから数日経って水をやるくらいに控えます。水を控えるのは寒さ対策でもありますが、冬は水の蒸発量・グリーンドラムの水を吸い上げる力も衰えて、春夏のような感覚で水をやると、根腐れするので、その予防もあります。
肥料
7月〜9月の高温の生育時期には、2週に一回、通常の2倍に薄めた液体肥料をやるとよく生育します。
植え付け・植えかえ・種蒔き
時期・頻度
3年に一回を目安に植え替えをします。植え替えに適した時期は春(4月)〜秋(9月)あたりで、中でも5月が1番の適した時期です。5月なら気温も高くなっているし、植え替えのストレスのダメージをその後の生育時期で回復できます。
多肉植物は根が詰まってくると、子株がポコポコと出て来ます。子株が出てくるようだと植え替えをしなくちゃいけません。子株を挿木していると増えます。簡単です。
多肉植物は根が詰まってくると、子株がポコポコと出て来ます。子株が出てくるようだと植え替えをしなくちゃいけません。子株を挿木していると増えます。簡単です。
用土
植え替え
一回り大きな鉢に、古い土を少し落として植え替えをします。グリーンドラムは太い根が生えていて、これが傷つくと成育不良を起こしてしまうので、注意して植え替えましょう。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
根が傷つくと生育が鈍くなりますが挿木で簡単に増えるくらいに強い植物ですから、しばらく栽培しているうちに復活します。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
根が傷つくと生育が鈍くなりますが挿木で簡単に増えるくらいに強い植物ですから、しばらく栽培しているうちに復活します。
挿木で増やす
生育時期にあたる5月〜9月に3節ほど切って、下葉は取って挿し穂を作っておきます。赤玉土小粒か、挿木用土か、サボテン用土を器に入れて挿し床を用意します。節が一つは埋まるように挿して、明るい日影で管理すると発根します。発根してから水やりをしましょう。
管理場所・日当たり
室内の明るいところで育てます。
乾燥地帯で育つわけですから日光はバリバリと当たってOK。日光が少ないと生育が鈍く、葉っぱの色が薄くなります。また日光・水・肥料がしっかりと供給されれば春には花が咲くことがあります。
乾燥地帯で育つわけですから日光はバリバリと当たってOK。日光が少ないと生育が鈍く、葉っぱの色が薄くなります。また日光・水・肥料がしっかりと供給されれば春には花が咲くことがあります。
夏越し
グリーンドラムは耐陰性がありますし、室内インテリアとして室内でずっと栽培していることが多く、そうなると日光の耐性が落ちて、夏に葉焼けすることがあります。葉焼けするようなら、木漏れ日の当たる半日陰の場所に移動させるか、レースのカーテンや寒冷紗やヨシズなどで遮光してあげます。
越冬
耐寒気温が5度なので霜に当たると枯れます。秋に戸外で管理している場合は、霜が降りる前に…秋に最低気温が10度を切ったら室内に取り込んでください。室内では日当たりの良いところで管理します。
人が生活しているリビングなどであれば、昼間に暖房がかかっていて、夜中でも5度以下にはなかなかならないで越冬は十分可能です。ただ、暖房の風は乾燥していて、暖房の風が直撃すると枯れるので、直撃しないようにしてください。
人が生活しているリビングなどであれば、昼間に暖房がかかっていて、夜中でも5度以下にはなかなかならないで越冬は十分可能です。ただ、暖房の風は乾燥していて、暖房の風が直撃すると枯れるので、直撃しないようにしてください。
切り戻し
ツルが伸びると下葉が落ちて、株元がハゲてスカスカになります。下葉がなくなったら、切り戻して脇枝を出させて、コンモリと仕立てるといいです。もしくは切ったツルで挿木をして株を更新します。
成長が遅い植物なので、株元がスカスカな状態になるには時間がかかります。
病気・害虫
アブラムシ
アブラムシは茎や葉にくっついて汁を吸う虫で、特に新芽にたかり、新芽が変形してしまい生育不良を起こします。前もって浸透性薬剤(オルトランなど)を使っておくといいです。もしくは発生後に対応の薬剤で駆除します。
アブラムシは茎や葉にくっついて汁を吸う虫で、特に新芽にたかり、新芽が変形してしまい生育不良を起こします。前もって浸透性薬剤(オルトランなど)を使っておくといいです。もしくは発生後に対応の薬剤で駆除します。
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