グリーンドラム(緑の太鼓、クセロシキオス)

科名 | ウリ科 |
属名 | クセロシキオス属 |
学名 | Xerosicyos danguyi |
別名 | 緑の太鼓、クセロシキオス |
耐寒 | 5度 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
スポンサーリンク
グリーンドラムの特徴は?

ハンギングにしたり、通常に鉢植えでも愛らしいです。
水やり
グリーンドラム(緑の太鼓)は葉っぱが肉厚な多肉植物で、ここに水分を溜めこむので、水をやりすぎると腐ってきます。春から秋までは土の状態を見て濡れているようならば絶対に水をやらないようにし、乾燥気味に管理します。水をやるべきか迷うようなら水をやらないようにします。少々の乾燥には強く、枯れるなら水のやりすぎだと考えてください。水やりはメリハリが大事
あまり水を控えすぎると生育が悪くなります。じゃあどうすればいいのだ!となりますよね。大事なコツは、「やるときはシッカリと、やらないときはやらない」ということ。メリハリをつけて水をやってください。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにやり、土が乾燥するまで水やりはしないでください。受け皿に溜まった水は捨ててください。水が腐って根腐れの原因となることがあります。
冬の水やり

冬はとにかく水を控えます。土が完全に乾いて土が白くなってから数日経って水をやるくらいに控えます。水を控えるのは寒さ対策でもありますが、冬は水の蒸発量・グリーンドラムの水を吸い上げる力も衰えて、春夏のような感覚で水をやると、根腐れするので、その予防もあります。
肥料
7月〜9月の高温の生育時期には、2週に一回、通常の2倍に薄めた液体肥料をやるとよく生育します。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期・頻度
3年に一回を目安に植え替えをします。植え替えに適した時期は春(4月)〜秋(9月)あたりで、中でも5月が1番の適した時期です。5月なら気温も高くなっているし、植え替えのストレスのダメージをその後の生育時期で回復できます。多肉植物は根が詰まってくると、子株がポコポコと出て来ます。子株が出てくるようだと植え替えをしなくちゃいけません。子株を挿木していると増えます。簡単です。
用土
土は多肉植物用・サボテン用の培養土を利用します。自作するのであれば赤玉土6腐葉土1パーライト3を混ぜたものなど、水はけの良いものにします。植え替え

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
根が傷つくと生育が鈍くなりますが挿木で簡単に増えるくらいに強い植物ですから、しばらく栽培しているうちに復活します。
挿木で増やす
生育時期にあたる5月〜9月に3節ほど切って、下葉は取って挿し穂を作っておきます。赤玉土小粒か、挿木用土か、サボテン用土を器に入れて挿し床を用意します。節が一つは埋まるように挿して、明るい日影で管理すると発根します。発根してから水やりをしましょう。管理場所・日当たり
室内の明るいところで育てます。乾燥地帯で育つわけですから日光はバリバリと当たってOK。日光が少ないと生育が鈍く、葉っぱの色が薄くなります。また日光・水・肥料がしっかりと供給されれば春には花が咲くことがあります。
夏越し

越冬

人が生活しているリビングなどであれば、昼間に暖房がかかっていて、夜中でも5度以下にはなかなかならないで越冬は十分可能です。ただ、暖房の風は乾燥していて、暖房の風が直撃すると枯れるので、直撃しないようにしてください。
切り戻し
ツルが伸びると下葉が落ちて、株元がハゲてスカスカになります。下葉がなくなったら、切り戻して脇枝を出させて、コンモリと仕立てるといいです。もしくは切ったツルで挿木をして株を更新します。成長が遅い植物なので、株元がスカスカな状態になるには時間がかかります。
病気・害虫
アブラムシ茎や葉にくっついて汁を吸う虫で、特に新芽にたかり、新芽が変形してしまい生育不良を起こすことがあります。前もって浸透性薬剤(オルトラン)を使っておくといいです。もしくは発生後に対応の薬剤で駆除します。
特徴・由来・伝承
ウリ科。まだ流通量が少なくて可愛いのもあって人気商品となっています。その割には安い方。原産地はマダガスカルの乾燥地帯。多肉植物なのにツル性の低木という変わりもの。丸い肉厚な葉っぱが連なって映える観葉植物。多肉植物に属するので、水をやりすぎると枯れます。
スポンサーリンク