植えてはいけない植物(ウエイケ)

目次

  1. 植えてはいけない植物
  2. トゲがある植物
  3. 虫を呼ぶ植物
  4. 駆除が難しい植物
  5. 毒草
  6. 庭木に注意
  7. その他の雑記
  8. 最後に…
  9. SNSボタン・関連記事
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植えてはいけない植物

植えてはいけない植物
文章の修正一度植えるとはびこって大変なものや、問題を起こしやすい植物を集めておきました。植えるか植えないかはもちろん貴方次第ですが、何も知らずに植えると厄介なことになるかもしれません。略して「ウエイケ」。

トゲがある植物

トゲがある植物
文章の修正バラにもトゲがありますし、ある程度なら仕方の無いことです。でも小さなお子さんが居る場合はそういうわけにもいきません。一度チェックしてみてください。処理するときはゴム手袋をしますが、それも貫通することがあります。どうにもならないならガーデンシュレッダーで粉砕して廃棄しましょう。

以下にいくつかトゲのある植物をあげておきます。

ベリー系

文章の修正ラズベリーブラックベリーボイセンベリーなどは繁殖力がある上に棘があるので植える前には一考しましょう。トゲがある上に枝が地面に接触すると発根して株が増え、果実を求めて虫や鳥が集まります。管理しきれないなら植え付けない方がいいです。

柑橘系

文章の修正スーパーで販売しているユズなどの果実から種子を取り出し、庭にまいて栽培することができるのですが、収穫までに時間がかかるのに、トゲだらけで地獄のような思いをすることがあります。よく調べて苗を買って植えるようにしましょう。

ピラカンサ

文章の修正よく庭に植えられていて、大量の実をつけるが、頑健で簡単に枯れずにトゲがすごい。塀から張り出すと通行人に危険になることもあります。

バラ系

文章の修正バラの中でもツルバラモッコウバラミニバラ・ノイバラなどの中でも原種に近いものほどトゲが鋭く多い傾向があるとされます。逆に品種によってはほとんどトゲがないこともあるので、一概には言えませんが植える前によく検討するといいです。バラというとガーデニングの代表で病気に弱くて気むづかしいイメージがありますが、環境が合うとこれらのバラ系は繁茂し、管理しきれないこともあります。

その他のトゲのある植物

文章の修正入り切らなかったトゲのある植物は以下にまとめていますので参考にしてください。

虫を呼ぶ植物

文章の修正植物を植える以上は、いろんな目的で虫はやってきます。ガーデニングと虫は切り離せません。しかし、特別に虫を呼び寄せる植物もいます。ここでは虫を呼び寄せる植物を挙げていきましょう。

ツバキ科植物

文章の修正ツバキ科植物がチャドクガを呼ぶ
ツバキ科の植物はチャドクガを呼びよせます。これがやっかいな毛虫で、毛・卵・成虫の全てに毒があり、触れるだけで長期間カブれてしまいます。また、わずかな数を駆除するだけでも色々と用具・薬剤を用意しないといけません。これらの駆除が面倒ならば植えないようにします。もしも、すでに植えている場合は、冬の間に薬剤を撒いて駆除・対処しましょう。

アブラナ科・セリ科・ミカン科

文章の修正芋虫系を呼ぶ植物
アブラナ科植物がモンシロチョウを呼び寄せ、セリ科がキアゲハを呼び寄せ、ミカン科がアゲハ蝶を呼び寄せて芋虫を呼び寄せます。

芋虫のフォルムがどうにも我慢ならないなら、植えない方がいいでしょう。

クチナシ

文章の修正クチナシオオスカシバを呼ぶ
クチナシにオオスカシバの幼虫が大量発生し、あっという間に丸坊主にしてしまうこともあります。

その他の虫を呼ぶ植物

文章の修正より詳細なものは
蝶・蜂を呼び寄せる蜜源植物については
を参考にしてください。

駆除が難しい植物

文章の修正ミント類、カタバミワルナスビスギナ……見た目にかわいくても一旦広がってしまうと駆除が難しい植物があります。植える前に一度チェックしておきましょう。単にあなたの庭が、繁殖力の強い植物でいっぱいになるだけじゃなく、隣の家の庭にまで侵食することがあります。ここでは園芸植物のうちで代表的なものを挙げていきます。

ミント

文章の修正全てのミント類は種を残し、地下茎で増える。非常にしぶとく、抜いても抜いても生えてくる。どうしても栽培する場合は、ベランダで鉢植え栽培しましょう。鉢植えでも鉢の外に種子が落ちて、気が付いたら庭中ミントだらけ!なんてこともあります。

どうやら頭抜けて繁殖力が強いのはアップルミントで、他のは庭植えすると消えることすらあるんですが、ミントは他のミント種と交雑しやすく、アップルミントと交雑するとアップルミントの繁殖力を受け継いだ株が生まれてしまうわけで、結局はどの弱いミントを植えても、ミントだらけになる可能性は必ずあるのです。
だから、最低でも鉢植え栽培するのが吉です。

トケイソウ・クレマチス

文章の修正トケイソウクレマチスはどちらも園芸植物として人気なんですが、環境が合うとはびこり、繁茂して大変になる。冬は地上部が枯れこむので、その際に引っこ抜けば、徐々に消えていくが、その茎が非常に硬くて難儀する。

アイビー・ヘデラ

文章の修正アイビーヘデラは斑入りの葉っぱが魅力的で、よく庭に植えられています。問題は壁を登った時に、壁面に「跡」をつけて汚くなり、低木になってしまう。ヘデラが壁を覆うと、そこにいろんな虫が住み、その虫を目当てにトカゲや肉食蜂などがやってくるようになる。

ドクダミ

文章の修正ドクダミは地下茎で伸びて、一面に繁茂する。その繁殖力も問題ですが、一番厄介なのがドクダミの異臭。刈り込むと、とにかく変な匂いがして気持ち悪くなります。

キウイ

文章の修正キウイフルーツはもちろん、管理できるならば、美味しい果実が収穫できるのだが、管理しきれないと繁茂して柱などに絡みついて家屋を傷めたり、庭木に絡みついて締め殺すこともある。

その他の駆除が難しい植物

文章の修正詳細は以下のリンクを参考に。

雑草については
を参考にしてください。

毒草

毒草
文章の修正毒のある植物としてキョウチクトウエンジェルトランペットがあります。キョウチクトウは頑健でありながらかなりの猛毒で、焼却すると毒性の強い煙が出てしまうので、伐採にも注意し、処理には自治体の指示を求めるべき(そういうのが面倒なのでそもそも植えないのが吉)。またギョウジャニンニク(食べられる)と間違えてコルチカム(=イヌサフラン・毒)やスズラン(毒)を食べて死ぬというニュースはほぼ毎年見られる。一緒に植えないようにするべき。
毒のある植物トリカブト、キョウチクトウ、ウルシ、イヌサフラン、チョウセンアサガオジギタリスピラカンサスイセン、スズラン、ヒガンバナ

庭木に注意

庭木に注意
文章の修正庭には木を植えたい!のですが、庭木は予想以上に大きくなり、手に追えなくなることが多いです。2m〜3mを超えると剪定が難しくなるので、芯止めして高さを押さえても、それはあなたが「若くて元気なうち」ならいいのですが、歳を取ると、剪定作業自体が厳しくなります。

シマトネリコなんて思ったより大きくなって造園業者に伐採依頼が多いくらいです。そこで以下のページを参考に3m以下にしかならない低木を植えるようにしましょう。

その他の雑記

文章の修正特に生態系への影響が大きい外来種は、特定外来生物として栽培等が禁止されている場合があります(例:コレオプシスオオキンケイギク)。禁止リストは今後も追加の可能性があるので、最新の情報を確認しましょう。
環境省HP
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list.html

ヒノキ科ビャクシン属(コニファーの一種)は、梨に赤星病をもたらす可能性があり、梨を栽培している地域では地域全体でビャクシン属を植えないようにしているところもあります。そうでなくても近隣に梨畑のある場合は注意します。

ヒルザキツキミソウは意外と植えてはいけない植物にあげられる。地下茎とこぼれダネで増える。ただ、見た目が非常によい。

最後に…

文章の修正上記で挙げたもの以外にも
にありますので、参考にしてください。
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