繁殖力が強い植物の一覧

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目次

  • 繁殖力が強いということは
  • 特に強い植物
  • 注意が必要な植物
  • 最後に…
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    繁殖力が強いということは

    繁殖力が強いということは
    文章の修正あまりに繁殖力が強い植物を植えていると、他の植物を駆逐して隅に追いやり、消滅させてしまいます。一旦植えると駆除の難しいものもありますので、植える前にチェックしておきましょう。一番無難なのは鉢植え。鉢植えにしてしまえば、そこからやたらめったら広がることはありません。まぁ、それでもミントは逃げ出すんですけどね。

    特に強い植物

    ミント(注意)

    特に強い植物
    文章の修正アップルミントは特に抜いても抜いても生えて来ます。景観を損ねるほどではないのですが、あまりの繁殖力で他の植物が育たなくなります。鉢植えにすればいいが、こぼれダネが鉢の外に落ちることがある。

    近くにミント類があると交配し、種子を残す。その種子が育つと、そのミントは親世代より香りが薄い。そうして交配を繰り返すと香りの薄い(というかほとんど香りのない)ミントがワサワサと生える恐ろしい状況になる。

    ミントを育てた人が「意外と弱い!」と主張することがあります。どうもミントの中で爆発的な繁殖力を持っているのはアップルミントくらいで、これ以外は他の植物と競り負けたり、環境によっては枯れることすらあるのです。ところが、アップルミント以外のミントも近所のアップルミントと交雑すると爆発的な繁殖力を持った個体を生み出すので、結局のところミントはやっぱり危険なんです。

    スギナ(注意)

    文章の修正スギナとはツクシのこと。しつこい雑草の王様。ところが肥沃な土地では生えない。よって腐葉土・堆肥などを土に混ぜ込むと生えなくなる。また空気中の窒素を取り込むマメ科の植物を植えると生えなくなる。

    ワルナスビ(注意)

    文章の修正ナス科植物で植えた覚えがないのに小さなトマトのような実がなっていたらワルナスビです。繁殖力が強く、千切れた根からでも芽が出ます。引っこ抜くのならトゲがあるので手袋必須。またカメムシを呼びこむので本当に嫌な植物。

    カタバミ(注意)

    文章の修正オキザリスはまだともかく、カタバミは論外。一旦カタバミが生えると完全に駆除するには土をそっくりやり変えるか除草剤を散布するしかない。耕運機でかき回すと根が千切れて、その千切れた根のそれぞれから芽が出てきて悪化します。マジ怖い。

    オキザリスはカタバミの仲間。オキザリスは駆除するのは難しくないが、広がる速度は早いので「無料でも貰うな」とよく言われます。

    竹・笹(注意)

    文章の修正タケやササは単に繁殖力が強いだけではなくて、邪魔。とにかく邪魔。一旦増えると駆除はほとんど難しい。

    タケ(竹)、ササ(笹)は地下茎が伸びないようにプラスチックの鉢に植えた状態で植えることがある。もしくは板やトタンなどで地下茎が広がらないように周囲を囲むべきです。それでも突き破って地下茎を伸ばすことがある。そのくらいに厄介な植物。
    ●土を掘り返して、ヒマワリなどの「土の栄養を根こそぎ持っていく」植物を植えると竹・笹も生えにくくなる。
    ●塩を撒くという方法もあるらしい(他の植物も育たなくなるけど)。

    ドクダミ(注意)

    文章の修正ドクダミはミント同様に繁殖力があるものの景観を損ねるほどではないです。斑入り品種はカラーリーフとしても綺麗。ただ夏場に邪魔になるからと刈ってしまうと独特のあの匂いが不快。一回植えると毎年出て来ます。ちなみに、うちでミントとドクダミを両方植えたら、ミントが勝ちました。

    ベリー類(注意)

    文章の修正ブラックベリーラズベリーなどのベリー類。繁殖力が旺盛でなおかつトゲがあるという二重苦。ベリー類は大きく育って、手に余ることがあるので、植える前に覚悟が必要。

    藤(注意)

    文章の修正フジ(藤)はあまり一般家庭には植えないと思いますが、頑健で繁殖力旺盛。家に絡みついて家を壊すこともあるくらいに幹が強い。また、地下にぶっとい根が四方八方に広がり、思いもしないところからフジが生えてくる。管理が出来ないほどではないですが、管理できない場合、大変なことになりがち。

    菊芋(注意!)

    文章の修正菊芋キクイモ)は食べられるが要注意外来生物。ドラマのグランメゾン東京に出てきたが、植えてはいけない。種子からも増える。管理できないなら植えてはいけない。スーパーで売ってるのを植えても増える。水溶性食物繊維で血糖値の上昇を抑えるイヌリンを含む。

    注意が必要な植物

    ランタナ

    注意が必要な植物
    文章の修正ランタナは花が可愛く、園芸店で売っているので植えてる人は多いですが、環境のあったところに一度植えると、越冬して株は巨大化し、茎が木質化するとトゲがハッキリとしてくる。こぼれダネでも広がり、そのこぼれダネを鳥が運ぶので植えない方がいいかもしれない。

    ホテイアオイ

    文章の修正ホテイアオイはよく睡蓮鉢やメダカの水槽に浮かんでいるあれです。日本では春から夏に掛けて爆発的に広がるものの、冬に枯れるのでさほど問題がないのですが、温暖化の影響と温かい排水が流れ込む池などでは越冬することもあって徐々に問題になってきています。自宅の庭や水槽で育てるだけなら何の問題もない。冬にはしっかり廃棄するようにする。

    ヒメイワダレソウ

    文章の修正ヒメイワダレソウは冬には枯れますが春にはまた出ます。グランドカバーにもなり雑草が生えにくくなるというメリットも大きいですが、他の植物を駆逐するということを忘れずに。植える前によく考えましょう。
    ヒメイワダレソウの改良品種のクラピアは種子ができないので植えるからこちらを。

    ツルニチニチソウ

    文章の修正ツルニチニチソウは生育がよく、環境が合うと毎年出て来ます。園芸植物というよりは雑草に近い。画像のような斑入り品種もあり、カラーリーフとしても人気があるが、しぶとく蔓延るため、植えてはいけない植物によくあげられる。管理は出来なくもない。

    アイビー・ヘデラ

    文章の修正アイビー(ヘデラ)は壁を伝って登り、覆い尽くしたところで、寒さで枯れると非常に見苦しい。ただフラワーアレンジなどに定期的に使用する家では重宝します。基本は鉢植えで。

    ナガミヒナゲシ

    文章の修正ナガミヒナゲシはよく道端に生えているオレンジのポピーの一種。通称「ナガミー」。全国に広がっています。駆除できずに困るというほどでもないが、1株で大量の種子を作るため繁殖力は旺盛。種子ができるまえに刈り込む。

    タカサゴユリ

    文章の修正「百合を植えた記憶がない場所に急に百合が生えてきた」なんて場合は大抵はタカサゴユリ。もともとは台湾の植物らしいです。一見テッポウユリに似た白い綺麗な花が咲くのでついつい気を許してしまいがち…ですが、大量にできた種子を風でまき散らすという、百合にしては驚異の繁殖力を持ちます。

    主な見分け方は、「花の側面に赤黒い筋が淡く入っていること」「花に香りがないこと」「葉っぱが(他の百合に比べ)やや細くて多い」、これらに当てはまればタカサゴユリ。ただし、テッポウユリとの交雑種もあるようでそちらは見た目ではわからないようです。植えた記憶のない場所から生えた百合は怪しみましょう。

    ノウゼンカズラ

    文章の修正ノウゼンカズラの場合はその樹木の生命力が強い。切り倒してもまた生えて来ます。また実を鳥がついばみ、糞と共に他の場所で繁殖するので近所に迷惑かもしれません。もちろん庭にも生えて来ます。

    トケイソウ・クレマチス

    文章の修正トケイソウクレマチスは冬は枯死しているように見えますが、春には復活。手間が掛らない便利なガーデニング材ですが、放置しているとはびこる。冬に引っこ抜けば、ほぼ根絶可能だが、とにかく茎が「硬い」ので取り除く作業自体が大変になる。

    シソ

    文章の修正シソは食べるのなら栽培するといいです。環境が合っている場合は一旦植えると毎年生えてくることがあります。意外とバッタに食害されて食べない(食べる気が起きない)。

    宿根朝顔・琉球朝顔

    文章の修正宿根朝顔琉球朝顔は暖地では雑草になります。種子が出来ないので広がるスピードは大したことないですが、庭に植えていると塀の下をくぐって隣へ侵食することがあります。ご近所に迷惑を掛けないように広がりすぎると思ったら引っこ抜きましょう。

    ケナフ

    文章の修正ケナフは一年草ですが繁殖力旺盛でセイタカアワダチソウのように生態系に影響するとも。

    ツユクサ

    文章の修正トキワツユクサは要注意外来生物の指定をうけた植物。多年草。

    ウォーターレタス

    文章の修正ウォーターレタス…別名ボタンウキクサ。ホテイアオイほどではないものの繁殖力抜群で世界中で帰化し問題となっています。

    シャガ

    文章の修正シャガは常緑で綺麗は花を咲かせるが、横へ広がる速度が早く他の植物を駆逐しかねない。

    モントブレチア

    文章の修正モントブレチア…別名がヒメヒオウギスイセン。とにかく頑健。邪魔だなと思うと赤い花すら暑苦しく感じる。

    ハマナス

    文章の修正ハマナスは地下茎で伸びて、生息範囲を広げていく。突然、ヒョコっと離れたところに出てくる。トゲもあるので、地下茎+トゲの合わせ技でアウト。かも。ノイバラに接ぎ木した地下茎を伸ばさないハマナスの苗というのもあるらしいが、私(=管理人)は見たことない(2018年現在)。

    タイガーナッツ(ショクヨウガヤツリ)

    文章の修正タイガーナッツ(ショクヨウガヤツリ)は土中にできる塊茎(かいけい)が食べられるということで、野菜苗として売られていることがあります。が、繁殖力が強く駆除が難しく、場合によっては病害虫を呼び込む原因になりかねず、外来生物法により要注意外来生物に指定されています。種子が結実する他、土中に増えた塊茎からも発芽するので、取り除く場合は種子が結実する前に地上部を処分し、土中の塊茎も全て取り除き処分します。なお仲間のカヤツリグサも雑草です。

    スズラン

    文章の修正スズランは見た目はかわいいけど、環境が合っていると結構強い。花粉を含めて全体に毒がある。

    キウイフルーツ

    文章の修正キウイフルーツは家庭でも美味しいものが作れるが、伸びて絡みついて家の柱を締めて壊すことすらある。管理しきれない場合は植えない方がいいかも。

    最後に…

    文章の修正特別注意すべきはミント、オキザリス、カタバミ、タケ(竹)、ササ(笹)、ワルナスビ、ドクダミ、スギナくらいのもの。あとの植物は駆除できない、というほどではないです。ワルナスビに関しては植えようと思って植える人はいません。

    勝手に生えてくる雑草のうち、駆除の難しいものは「駆除が難しい雑草の一覧」を。その他の庭に生える雑草は「庭に生える雑草」を参考に。
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