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繁殖力が強いということは
あまりに繁殖力が強い植物を植えていると、他の植物を駆逐して隅に追いやり、消滅させてしまいます。一旦植えると駆除の難しいものもありますので、植える前にチェックしておきましょう。一番無難なのは鉢植え。鉢植えにしてしまえば、そこからやたらめったら広がることはありません。繁殖力の強い植物一覧
ミント(注意)

近くにミント類があると交配し、種子を残す。その種子が育つと、そのミントは親世代より香りが薄い。そうして交配を繰り返すと香りの薄い(というかほとんど香りのない)ミントがワサワサと生える恐ろしい状況になる。
ミントを育てた人が「意外と弱い!」と主張することがあります。どうもミントの中で爆発的な繁殖力を持っているのはアップルミントくらいで、これ以外は他の植物と競り負けたり、環境によっては枯れることすらあるのです。ところが、アップルミント以外のミントも近所のアップルミントと交雑すると爆発的な繁殖力を持った個体を生み出すので、結局のところミントはやっぱり危険なんです。
スギナ(注意)

ワルナスビ(注意)

カタバミ(注意)

オキザリスはカタバミの仲間。オキザリスは駆除するのは難しくないが、広がる速度は早いので「無料でも貰うな」とよく言われます。
竹・笹(注意)

タケ(竹)、ササ(笹)は地下茎が伸びないようにプラスチックの鉢に植えた状態で植えることがある。もしくは板やトタンなどで地下茎が広がらないように周囲を囲むべきです。それでも突き破って地下茎を伸ばすことがある。そのくらいに厄介な植物。
●土を掘り返して、ヒマワリなどの「土の栄養を根こそぎ持っていく」植物を植えると竹・笹も生えにくくなる。
●塩を撒くという方法もあるらしい(他の植物も育たなくなるけど)。
●塩を撒くという方法もあるらしい(他の植物も育たなくなるけど)。
ランタナ

ホテイアオイ

ドクダミ(注意)

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウの改良品種のクラピアは種子ができないので植えるからこちらを。
ツルニチニチソウ

アイビー・ヘデラ

ナガミヒナゲシ

ベリー類(注意)

タカサゴユリ

主な見分け方は、「花の側面に赤黒い筋が淡く入っていること」「花に香りがないこと」「葉っぱが(他の百合に比べ)やや細くて多い」、これらに当てはまればタカサゴユリ。ただし、テッポウユリとの交雑種もあるようでそちらは見た目ではわからないようです。植えた記憶のない場所から生えた百合は怪しみましょう。
ノウゼンカズラ

トケイソウ・クレマチス

シソ

宿根朝顔・琉球朝顔

藤(注意)

ケナフ
ケナフは一年草ですが繁殖力旺盛でセイタカアワダチソウのように生態系に影響するとも。ツユクサ

ウォーターレタス

シャガ

モントブレチア

ハマナス

タイガーナッツ(ショクヨウガヤツリ)

スズラン

キウイフルーツ

菊芋(注意!)

最後に…
特別注意すべきはミント、オキザリス、カタバミ、タケ(竹)、ササ(笹)、ワルナスビ、ドクダミ、スギナくらいのもの。あとの植物は駆除できない、というほどではないです。ワルナスビに関しては植えようと思って植える人はいません。勝手に生えてくる雑草のうち、駆除の難しいものは「駆除が難しい雑草の一覧」を。その他の庭に生える雑草は「庭に生える雑草」を参考に。