マルバノキ(丸葉の木・紅万作)

科名 | マンサク科 |
属名 | マルバノキ属 |
学名 | Disanthus cercidifolius |
別名 | 丸葉の木・紅万作 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
マルバノキ(丸葉の木)とは?

剪定は葉っぱの落ちている2月前後に行うのが基本です。でも成長が早い割に、樹形が美しくて、あまり乱れることはありません。邪魔なら剪定するという程度に抑えます。
庭木としてはこれといって手間の無い、頑健な樹木です。病害虫もほとんどつきません。
樹高3m〜4m横幅3m
水やり
庭植えの水やり

庭に植えた場合は、植え付け直後にしっかりと水をやったあとは降雨だけで十分です。ただし、植え付けして2年は根が広がりきっておらず、特に1年目の夏は乾燥しないように庭植えでも様子を見て水やりをしてください。
もちろん、土の保水性が高い(ようは水はけが悪い)のに水をジャンジャンやるとスグに根腐れを起こします。土の配合を考えて調節しましょう。
鉢植えの水やり
鉢植えにした場合は、土が乾いてから水をやるようにします。水をやりすぎると根が腐ってしまいます。また極端な乾燥にも弱いです。面倒なので庭木にした方がいいです。肥料

植え付け・植えかえ
時期

鉢植えでもかまいませんが、基本的に庭植えするものです。鉢植えの場合は2年か3年に一回植え替えをします。
用土
土壌は選びませんが、あまりに水はけが悪いようであれば(粘土質だったり穴を掘ると水が染み出すなど)避けます。鉢植えであれば一般的な培養土で植え付けます。
庭植え

穴の底に化成肥料を規定量入れ、その上に肥料が根に触れないようにするための間土を入れ、株を入れ、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやります。
鉢植え
基本的に庭植えにします。鉢植えだと大きくならず、紅葉がイマイチです。できるだけ大きな鉢(10号鉢)に植え替えます。
鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやります。植え替えの場合は古い土を少し落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
管理場所・日当たり
日当たりか半日陰で育てます。明るい日陰くらいなら生育します。日当たりに植えていると紅葉がより赤くなり、半日陰〜日陰だと黄色になります。西日が当たると乾燥して傷んでしまうので、西日は避けましょう。夏は乾燥対策にマルチングを
マルバノキは乾燥に弱いです。夏は乾燥し切らないように水をやり、株元に腐葉土やワラを敷いて乾燥よけのマルチングをしましょう。剪定
マルバノキは自然な樹形で綺麗ですし、樹高もそこまで大きくならないので、剪定することはあまりないです。邪魔な枝を適宜、落として、風を通します。太い枝を切ったら切り口に癒合剤を塗っておきましょう。病気・害虫
ほとんど見られない。特徴・由来・伝承
トキワマンサクとは別種。葉っぱが丸く、ゆるやかなハート型で花は赤いです。中部~近畿~中国地方で自生しているとされますが、自生種はほとんどみられなくなりました。秋になると赤い花と紅葉が同時に見られます。丸い葉っぱが秋になると紅葉するのですが一度に変化するのではなくて葉っぱがモザイク状になりつつ変化するのでとてもかわいいです。鉢植えだと大きく育たないために、モザイク感が分かりづらく、この感激が薄い。紅葉だけでなく若葉の鮮やかな色合いもキレイ。シンボルツリーにも人気があります。
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