シキミ(シキビ・ハナノキ・コウノキ)

科名 | シキミ科 |
属名 | シキミ属 |
学名 | Illicium anisatum |
別名 | シキビ・ハナノキ・コウノキ |
耐寒 | マイナス5度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
シキミの特徴は?


↓葉っぱはだらしないです。

摘芯(芯止め)しないでいると樹高10mほどに生育し、寒さに若干弱く、乾燥に弱いです。真夏の西日に当てないように気をつけます。
仏事の植物で、定期的に仏前に飾る人も居ます。植えてしまえば購入しなくて済むかもしれません。ただ、シキミが一定量収穫できるようになるためには、時間が掛かります(苗を植えて二年か三年)。苗木はお店ではなかなか見かけませんのでネットで買った方が早いでしょう。
樹高最大で10m
水やり

鉢植えにはあんまりしませんが、鉢植えにした場合は、土が乾いてから水をしっかりとやります。乾燥に弱いといっても土が長時間濡れている状態だと根が腐って枯れてしまいます。
肥料

植え付け・植えかえ
時期と頻度
植え付けは春(5月)か秋(9月)。真夏は乾燥で傷みやすく、冬の寒さにも弱いので霜が降りるような時期を避けます。鉢植えの植え替えも2年に一回、同時期に行います。用土
用土は鉢植えであれば、市販されている花と野菜の土で植え付けをするか、庭土に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割ほど入れて用土とします。庭植えの手順

穴を掘って水が染み出すような場所には植えないようにしてください。根が腐って枯れてしまいます。
西日が株元にバリバリと当たっていると乾燥して株が弱ってしまいます。西日が当たらないような場所に植えるか、既に植えてしまった場合は、根本に西日が当たらないようにヨシズで遮光するか、グランドカバーの植物を植えて、乾燥を防ぎます。
鉢植えの植え替え

植え替えの場合は、古い土を3分の1落として、新しい鉢に新しい土を追加して植え替えます。
管理場所・日当たり
乾燥に弱く、強い直射日光も苦手なので、明るい日影――ようは戸外の日陰に植えるか、鉢植えで管理します。耐寒温度はマイナス5度くらい。関東北部〜九州までが自生地で、霜に当たるくらいでは枯れませんが、土が凍るような寒冷地(東北・北海道)では冬を越せません。
剪定
剪定をしなくても樹形が乱れることはほとんどありません。沢山茂って風通しが悪いようならば、内部の枝を裁くことで病害虫を防ぐことが出来ます。花が咲き終えた6月に剪定すれば翌年の花芽に影響しませんので、その頃が適していますが、花を気にしないのであればいつでもいいです。
病害虫
シキミグンバイムシ・サビダニ・ハマキムシ・カイガラムシ・アブラムシなどが発生します。特徴・由来・伝承
シキミは仏事に利用されます。シキミを燃やすと非常に強い香りがして、それで死体の腐臭を消していました。実に毒があり、「実に毒ありて悪しき実」の最期の三文字を取ってシキミ、と呼ばれるようになったとか。
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