アオギリ(青桐)

科名 | アオギリ科 |
属名 | アオギリ属 |
学名 | Firmiana simplex |
別名 | 青桐 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
アオギリの特徴は?



葉が大きくて木陰を作り、火事に強く、潮風・塩害・大気汚染に強いので、庭木・街路樹としては本州・四国・九州でよく見られます。
成長が早く、大きく育つため、剪定はかなり強く行わないと手に余る大きさになる。よほど大きな土地がなければ、庭植え・地植えにはしない方がいいです。
樹高10m〜20m
花言葉秘めた意志、秘めた恋
水やり

肥料
肥料の追肥はなくてもいいですが、2月に寒肥として、周囲に腐葉土か堆肥を混ぜ込んでやるとよいです。植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付けは春か秋に行います。用土
一般的な水はけ、水もちがある肥沃な土を好みます。庭植え・地植え

アオギリは移植には強く、大きな樹でも簡単に根付きます。
管理場所・日当たり
日当たりを好みますが、少々の日陰なら枯れることはありません。元々が温暖な地上の植物なので、本州でも仙台あたりが北限で、それより北では生育はできないです。
剪定
落葉時期に剪定をする。アオギリは成長が早く、ちまちま切っていると、まったく追いつかない。15mに育っても問題のない土地であれば、剪定は枯れ枝・徒長枝・変な方向に伸びた枝などを落とす程度にする。
大きくなりすぎて困るなら、樹高が低いうちは毎年同じ高さで切る。どこで切っても芽吹いてくるので、気にしないでいいです。同じ高さで切って、毎年そこから芽吹くのでそこがコブになりますが、全然気にしない。
それ以上に大きくなったら、「寸胴切り」にする。ようは、幹の途中で…適度な高さでバッサリと切ってしまう剪定をします。ここまで来ると、樹形は乱れ、みっともないので伐採されることが多いです。
病気・害虫
ヒメマルカツオブシムシ白い花を好んで、その花粉などを食べ、また繊維・毛糸などの衣類を食べる。アオギリの被害はそうでもないが、アオギリから衣服にくっついて、室内に入り、室内で被害を起こす。つまり、「人」に被害があるので、アオギリで発生したら、薬剤駆除するべきです。
特徴・由来・伝承

アオギリという名前は青い幹の桐という意味。桐のように軽い木材として利用されるのですが、耐久性や変化しやすいことから一般的には利用されない。
水を吸い上げ、火事に強いことから防災のために植えられることが多い。広島では原爆投下場所から1.3kmの場所で焼けながら、枯れなかった「被爆青桐」がある。
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