ワイルドフラワーのミックス種子
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ワイルドフラワーのミックス種子
最近はあまり一般的ではないのか、見かけなくなりましたが、ワイルドフラワーのミックス種子というのがホームセンターなどで販売されていました。名前のとおり、いろんな植物の種子が一緒くたに入ったもので、これを春に撒くと春から夏に掛けて次々と多種な花が咲くというのがウリで、多年草やこぼれダネで毎年見られるものが多く、「一回撒いたら、来年も」というニュアンスのキャッチコピーで人気がありました。ところが上手くいかない
最初の年はキャッチコピーに負けないくらいの花畑になるのですが、翌年以降は入っていた植物のうちの一つが占領してしまいます。含まれている植物をよく調べてから撒くようにしましょう。
ワイルドフラワーというのは本来は野生の花という意味なんですが、昨今では南半球に自生する植物というニュアンスで使われることが多いです。そういう意味のワイルドフワラーは
を参考にしてください。
以下ワイルドフラワーのミックス種子でよく見かけた植物をあげていきます。
ミックスシードによく入っている植物
リナリア
リナリアはヒメキンギョソウとも呼ばれる晩冬から春の定番植物。夏には消えます。草丈が低い。こぼれダネで毎年花を咲かせる。繁殖力は強くはない。ハナビシソウ(花菱草・エスコルチア)
ハナビシソウ(花菱草・エスコルチア)は草丈30~60センチ。こぼれダネで毎年出ます。高温多湿に弱く、風通しが悪いと梅雨・夏に消えてしまいます。ヤグルマギク
ヤグルマギクは多湿に弱く、梅雨前後には消えてしまう。青いカサカサした花が咲く。スイートアリッサム
スイートアリッサムは寒さに強く、冬から春にかけて咲く草丈の低い植物。夏には枯れてしまうことが多いですが、環境・品種によっては夏越しして秋にまた咲くことも。ルピナス
ルピナスはクローバーと同じで土を豊かにする性質があります。繁殖力はそれほど強くない。ゴテチャ
ゴテチャは独特の派手な花が咲きます。矮性処理をしていることが多く初年は小さくてかわいいのですが、こぼれダネから生える翌年のものは80センチの大物になりがち。高温多湿に弱いです。その他 一覧
他にもあるので以下に羅列しておきます。ハルシャギク(コレオプシス)
デルフィニューム
美女撫子
デモルフォセカ
カスミソウ
花が臭い。
イベリス
ガイラルディア(テンニンギク)
昼咲き月見草
ワスレナグサ
小さな青い花が咲きます。風情があり人気があります。こぼれダネで翌年も咲きます。
スミレ
スミレといっても、ビオラパンジーのような大きな花は咲きません。種子をアリが運んで広がっていきます。
カンパニュラ(ベルフラワー)
アイスランドポピー
切り花で人気のある花
ネモフィラ
チドリソウ(ラクスパー)
オシロイバナ
モナルダ(ベルガモット)
ルドベキア(マツカサギク)
ハナアオイ(ラヴァテラ)
ウォールフラワー(ニオイアラセイトウ)
リナム(ベニハナアマ)
エキナセア(ムラサキバレンギク)
サポナリア
細い茎にピンクの花が咲きます。草丈が高くなり、風でポキポキ折れてしまいます。
ギリア
フロックス
バーベナ
ニーレンベルキア
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